--------------「 記憶の中の君。現実の君。 」





どうして私は君を好きになったんだろう?


こんなに苦しんで、こんなに悩むくらいなら


君を好きになんて、ならなければよかったのに。


でも君に恋をしてなかったら人を愛する気持ち


なんてわからなかったはず。






何度きみに手をのばそうとしても、届くことのない私の手。


この気持ちは誰よりも大きいはずなのに、


縮まることのない、この距離。


遠くから見える君は、まだ過去の君のまま。







知らなかったよ。君の夢がアシスタントだなんて。


知らなかったよ。君がポテトサラダが好きだなんて。







もっと近くにいたら、もっと君のことがわかったんだろう。


でも私には、この距離が辛すぎるんだよ。


だから、さよならしたのに、私にそんな優しくしないでよ。


私がつくってみたかったその笑顔で、私に笑いかけないでよ。