日進市・名古屋市でアロマ教室つきあかりを
している香り師エミです。



昨日はたっぷり日光を浴びて遊びました。


想定外の春を楽しんでたけれど

ここ数日、思い出しては気分がどんよりすることがあるショボーン




会いたい人に会えない。



 会いに行こう

 オンラインでも会える時代だよ

 落ち着いたら会いにいこう

 離れてても心は近くにいるよ



最近までそう思っていた。




これは30代の私の考えで、無意識に


子育てママや医療者の目線で世界をみてた。



また機会はある、落ち着いたらとか

今は世界中の人と繋がれるとか





会いたい人に会えない状況があって

その弊害が大きい人たちもたくさんいる。



 会いに来てもらえない

 何が起こっているかわからない

 オンライン通話できない

 住み慣れた家じゃない

 先がみえない…




大好きなおばあちゃん。



内臓はどこも悪くないらしい。



ごはんを食べる気力もなくなり

痩せてしまって

娘(私の伯母) のことも

誰と話してるかもわからなくなってしまった。




ウイルスも誤嚥も転倒も原因じゃなくて


孤独で死んじゃうかも。




慢性期の病院とか高齢者施設。



冬はインフルエンザ予防で子連れ面会禁止

今春は新型コロナウイルスの感染予防で

家族であっても面会禁止。




せつない。




医療者としても
家族としても感染予防の対策って理解してる。



娘に迷惑をかけたくないと言い続けた祖母

家で看れないって判断した伯母さん



なんか鳥籠の中みたいだ。




おばあちゃん。


いま、直接会って手を握ったりハグしたい。




物理的には会えるのに

会いたい時に会いたい人に会えない。



産む場所も病院になって

看取りも多くは家庭ではなくなった現代。



便利な時代なんだけど、なんかちぐはぐだ。



医療や科学の進歩にともなって

楽とかお金とか予防とか責任の所在とか

いろんな事情と引き換えに

何かやりきれなさも感じてしまう。



人はいつかは息を引き取る。

寿命はそれぞれだけど




元気に生きて

好きなもの食べて

会いたい人に会えて

ぽっくり死ねたらいいのに。