少し前のことですが、長男の一周忌を行いました。


一周忌に向けて、いろいろと準備をしてきたものの、いざその日が近づくと、気持ちがついていかなくて、一周忌の為に購入し届いたものを開封することすら躊躇ってしまう日々。


日にちは決まっていたものの、受け入れられないというか、受け入れたくない気持ちがあって、直前まで手をつけずにいましたが、なんとか当日に間に合うように準備ができました。


一周忌当日は、お坊さんが10:30に自宅に来てくれることになっていましたので、朝からリビングの配置を変え、親族全員が座れるように広いスペースを作ったのですけれど、9:00すぎに両親が我が家に来たところ、既にマンションのエントランスにお坊さんが来ていてびっくりあせる


そりゃ、約束した10:30に合わせて片づけていたわけではないですが、1時間半も早く来てくださるだなんて思ってもいませんでしたので、最後に片づけようと思っていた娘のジャングルジムやおもちゃなどの大物が片付けられず、廊下の突き当たりに山盛り状態・・・。


お坊さんは車でお越しになる予定が、事情があり、急遽電車で来ることになったそうで、想像以上に早く着いてしまったとか。

お坊さんは「申し訳ないので時間までエントランスで待っています」と仰っていましたが、最低限の片づけをして自宅に入っていただくことにしました。


(ジャングルジム等の片づけが終わらない間に義父が「時間まで下で待ちたい」と断るお坊さんを少々強引に自宅にあげてしまいました。ひとこと私か主人に声をかけてくれたら良かったのに・・・と思いますが、義父の気持ちもわかりますので、私は何も言いませんでした。)


思っていたより早く到着されたので、バタバタではありましたが、お坊さんを囲んで、長男の話、ご供養の話をして、長男が本当にいなくなっちゃったんだな・・・と改めて実感することになり、胸がいっぱいになりました。


この1年、あっという間であり、長い時間でもありました。

もっと一緒にいたかったし、そばにいたかった。

もう1年が経ってしまったこと、すごく寂しいです。

産声でしか聞いていないけれど、長男の声を思いだして、もう一度声が聞きたい、抱きしめたいと思いました。


あれから1年経っても、時間が解決してくれることなんて何一つなくて、長男への想いは増すばかり。

会いたい気持ちも募るばかりです。


いつか会える日まで、この気持ちをおさえることができるかわかりませんが、成長した長男の姿を想像すると、いつも笑顔の長男なので、私も笑顔でいなきゃいけないと思います。


一周忌法要が終わり、来てくれた親族と外で食事をして自宅に戻ってくると、私はもうぐったりで、しばらく席をはずし別室で休ませてもらいました。


親族には失礼なことをしてしまい申し訳ないですが、こんなに疲れていたなんて、思ってもいませんでした。

私は二人のママなんだから、もっとしっかりしなきゃと思うのですけれど、精神的にもとても疲れていたのだと思います。


家族以外で長男の話をできる人はほんのわずかですから、こういう時に長男の話ができるのは嬉しいものの、普段は触れられることがない存在になってしまったこと、すごく寂しいです。


この日仕事で来られなかった義妹(実弟のお嫁さん)からは、長男と長女用におかしとおもちゃをいただきました。

長男の祭壇には義妹夫妻(主人の実妹夫妻)からもらった(たぶん)お気に入りの赤い車も飾ってあるので、更におもちゃが増え、きっと喜んでいると思います。


次の法事は三回忌、1年後です。


1年後、どんな気持ちでその日を迎えられるかわかりませんが、これからも長男を家族の一員として、心の中で大事に育てていきたいです。



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