皆さまお久しぶりです。

その後ルナと私たちは幸せに日々を送っていたのですが

 

10日ほど前にルナが「自己免疫性溶血性貧血」と診断され、

余命二週間と宣告を受けました・・・。

 

今日はその説明を簡単に、そしてルナに血を分けてくれる

大型のドナーわんこちゃんのお願いです・・・そう簡単ではないことはわかっています。

しかしそれでもお願いさせてください。

こちらは大田区で、多摩川大橋の近くの病院になります。

どうか、ルナに血を分けてはいただけないでしょうか・・・

ただ、今すぐというわけではなく緊急時にということになります。

 

状況は以下になります。

二か月ほど前に血液検査したときは問題なく、

急にご飯を食べなくなったのでおかしいと思い病院に連れて行くと

すでにヘモグロビンの値は12%、すぐに10%を切りました。

つまり、極度の貧血状態です。

 

ステロイドの投与とアトピカ(免疫抑制剤)を中心に治療開始、

私は仕事を休み(復帰できるかは不明・・・)ルナにつきっきりです。

 

5日ほどで値は下げ止まったものの、上がることはなく

先週土曜日、たまたま病院に来ていた、たまに多摩川散歩でお会いする大型犬ちゃんに

供血していただくことができました。

突然の申し出に快諾していただけ、私は病院で大泣きしてしまいました。

人生で一番うれしかったことってこれだと思う・・・

犬仲間さんの優しさを感じて介護で疲弊していた私はどう感謝していいのかわからないほど感動しました。

 

実はすぐに輸血可能な病院は探してあったのです。

しかし、ルナをまた一から検査し、入院させるということが

もともと保護犬で、うちにだってやっと時間をかけて馴染んだルナにとって

ベストではないと判断し、見送っていたのです。

また運転のできない私が退院後も毎日車をチャーターし通うことは現実的に不可能ということ

 

ルナを保護してくださったボランティアさんや

先代犬を保護してくださったボランティアさん、

その他たくさんの方と

そして自分の意見からも

 

ルナを病院で一人で逝かせることだけは避けたかった。その判断だけは

今でも正しいと思っています。仮にそれが延命を削る結果になっているのだとしても。

 

輸血後

値は16%くらいになり、ルナは久しぶりにご飯食べる、と目をキラキラさせたり

いつものようにキッチンまで覗きに来たりして

うれしい反面、これが長く続かないことは、毎日をほぼ同じ病気の方のブログなどで調べていたので

わかっていました。

それがむしろ辛くて・・・

 

その後値もまた下がってきてしまいました。

輸血が60CCと少なかったこともあります。

 

アトピカという薬が効くかどうかは最低二週間が必要だそうで

その時間稼ぎのために輸血をするのです。

 

しかし輸血をしても自分の赤血球を異物と判断して攻撃して殺してしまう病気なので

抜本的対策にはならないのです。

 

また輸血のリスクもあり、輸血は最終手段とも言えます。

 

そこで次の手立てとして、というか

最終手段として

ガンマガードという人間用の点滴を入れる治療を明日受けるかもしれません。

「かも」というのは明日朝の血液検査の結果によるからです。

 

まず、ガンマガードをすることをはじめは迷っていました。

治療をするために二日の絶食と

8時間の点滴=入院 が条件になるようでしたので、受けたくなかったのです。

 

しかし、主治医は入院はさせないというこちらの気持ちを優先してくださっており

絶食は不要、

4時間の点滴でそばについていれること、また連れ帰れること

(近くなので万が一何かあればすぐに連れていけます)

と配慮してくれました。

 

ガンマガードは人間用の薬ですので

犬の抗体には合わずにその場で・・・というリスクもあります。

 

しかし80%ほどの犬では効果があり、2週間から一か月は赤血球の攻撃を抑えられるそうです。

その間に薬が効いてくるのをまったり、ほかの薬を試したりするわけです。

 

日に日に弱っていくルナ。

もうほぼ立てずにご飯も食べれず

つい二週間前にはおやつをくれくれとまとわりつかれてしかったりしたばかりなのに・・・

 

ルナがまた少しでも元気になればうれしい。

でもまた弱っていくのを見るのかと思うとそれも辛くて辛くてどうしようもないです。

 

もし薬の効果が出れば、いい方向に迎える可能性もあります。

しかし完全に治る病気ではなく、ほぼ一年以内に再発、亡くなる子が非常に多いのもこの病気です。

 

ステロイドを飲み続け、肝臓も腎臓もボロボロになって

貧血よりも投薬で亡くなる子もいるくらいです。

 

もちろん投薬をやめるという選択肢もあります。

穏やかに死を迎えさせるか、

あるいは奇跡的に助かるか

 

なんだか頭が混乱していて、きちんと説明できていませんね・・・ごめんなさい。

 

ともあれ、ガンマガードをしても、薬の効果が確認できるまでに

再度輸血が必要な場合もあるので

 

そのためのドナーわんこちゃんの待機のお願いです・・・。

 

多摩川のお散歩仲間さんたちにもこれからお声かけさせていただくつもりです、が

大型犬ってなかなかいないんですよね・・・東京って・・・

 

最悪、ルナを保護してくださった団体さんが供血してくださるそうです。

しかし、埼玉・・・何時間もかけてただでさえ保護活動でいっぱいいっぱいのボランティアさんに

お願いすることは非常に心苦しいです・・・

 

これからポスターを作って病院にも貼らせていただこうかな・・・

 

しかし

壮絶な輸血と投薬の治療の様子をみると

 

ルナにとってそれがベストなのかはとても難しい問題です。

 

長くなりましたのでここでいったん記事を締め

新たに私のダメダメな心理状態をつづりたいと思います。

 

FBなどに掲載してきましたが、わんにゃんのいない方には

あまり関係ない話ですもんね・・・

 

どうかお近くの方で、

大型犬の若い健康なわんこちゃんをご存知の方、

どうかどうかよろしくお願いします。

 

ルナは多摩川でピンクのハーネスの柴犬。

お会いしている方もたくさんいらっしゃるかな・・・

 

長々とお読みくださりありがとうございましたm(__)m