とても居心地の良いお店なので、心豊かな読者の皆さんであれば
きっと満足していただける、オススメのレストラン『stesso e Magari CHIC』。
住まいからちょっと距離があるので、大手町の方に行く用事があった時に
1時間ちょっとで食事させて~とお願いし、スペシャルコースを作っていただきました。
本当はゆっくりディナーに行きたいとおもいつつなかなか実現しないのが悲しいところ。
ミシュランのフレンチレストランがオーナーはそのままにイタリアンに転換。
星付きの上質のサービスと料理、そしてレストランに慣れていない方でも
確実に緊張しない温かなおもてなしがあります。
店内はちょっぴりアンティークな雰囲気があったりして、ほっとする。
そんな温かな雰囲気を作り出しているのは、こちらの写真のオーナーソムリエの星氏。
行き届いたサービスと、私のくだらないオヤジギャグ的な発言にも
つねに丁寧に接してくださる心配りです。
そして、右の石浜シェフは、ベネツィア料理をベースに素材本来の味わいと郷土色を
大事にし、それを現代的にアレンジした北イタリア料理を作ってくださいます。
この日も出てくるたびに、きゃっと心が躍り、食べて笑顔になるようなお料理の連続でした。
この日は雨が降っていたので、以前撮影したお写真ですみません。
マンテカート(鱈)
名残のトウモロコシを楽しいプレゼンテーションの前菜で登場しました。
鱈のペーストをトウモロコシから作ったチップでサンド。
香ばしい香りのチップスと鱈の風味をしっかり感じるペーストからスタートです。
フリット(ムール貝)
目の前が明るい黄金色の景色から一気に落ち着いた景色に。
三陸のムール貝を使ったクロケットでした。
ムール貝の殻を開けると、中にはクロケットが入っていました。
手でつまんでいただいたのですが、ねっとりとした食感で中が
かなり茶色がって柚餅子のような感じでしたが、ペーストはムール貝の出汁で
作ったのでしょうか。使い食べると濃厚なムール貝の味が楽しめました。
パンは豪華版で登場しました。
下には自家製パンが入っていましたが、上にはなんとも豪華なフォカッチャ!!
たっぷりとサマートリュフがかかっています。
トリュフの香が香るのも豪華で素敵ですが、その下のスカモルツァの
焼いたとろ~り感と玉ねぎの甘味がたまらない。昼から豪華すぎるパンをいただきました。
こちらが自家製パン。長いロールパンといった雰囲気でしょうか。
優しい味わいのパンでした。
パンナコッタ(塩)
塩のパンナコッタです。枝豆とピーテンドリル添え。
こちらのお料理はどれも美味しいのですが、これは文句なく美味しい。
最後にピリッときいたオリーブオイルとのバランスもばっちりでした。
ファゴット(桃)
生ハムの塊?と思いきや、包むという意味のファゴットというお料理に。
中には山梨の桃とマイカルポーネが入っています。これは一口でほおばり
口の中で素材のマリアージュを楽しみたいお料理です。
甘さと塩気に加え、エストラゴンの香りもアクセント。
ティエピド(秋鮭)
皮目をしっかり焼き、中はミキュイに。
オレンジとグリーンのコントラストが印象的なお皿です。
逆側は胡麻がまぶされていましたが、これが大葉のソースとよく合うんです。
しっとりと火の通ったサーモンではなく秋鮭の味わい。
大葉のソースとの組み合わせなど、少し和のエッセンスも感じるお魚でした。
トンナレッリ(豚)
パスタは手打ちのトンナレッリで。
ころんとかわいい豚のボルベッティーノ・・・ミートボールのことですね。
これとサバイヨンソースがかわいいの。
黒胡椒がかなりきいていて、チーズの風味とビリりとパンチのある余韻の続くパスタでした。
クロスタータ(木苺)
バルサミコ酢のアイスがかなり酸味を感じます。
ここに、木苺、ブラックベリーなど4種ほどのベリーが乗っていました。
仕上げは焼きメレンゲやフォアグラのパウダーで。
すっきりとしたドルチェで締めくくりました。
最後はコーヒーを。14時から近くで仕事だったので
ゆったりおしゃべりとも行きませんでしたが、至福の時間を過ごさせていただきました。
お食事も大満足ですが、ここに来ると心も穏やかになるような気がします。
次回こそはディナーで!!そう誓った訪問でした!
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