『FOODEX JAPAN 2019』の開催に伴い、日本と台湾の相互理解・相互連携を深め

輸出入の促進と相互経済発展のためのきっかけ作りとして、台湾農林水産省による

「台湾物産館~台湾での地方再生に向けて~」が開催されました。

台湾より農水大臣をはじめ、地方自治体のトップが来日した商談会が開催されました。

 

台湾と言えば、バナナやパイナップルなど良質なフルーツの産地。

この日はミシュランスターシェフによるデザートの実演もありました。

 

まずは、台湾農林水産省の日本事務局であるファースト・ウェンズデー主催、

株式会社シェアプロ代表取締役 CEO 岸 伸久氏よりご挨拶からスタート。

 

岸氏からは、まず台湾の高品質の農産物が『FOODEX JAPAN 2019』に出展していること

2020東京オリンピック公式食材への採用を目指していること、

日本への台湾の農水産物の輸出拡大のため台湾農水省のトップや政界要人が

来日されていることをご紹介いただきました。

そして、国際認証を受けている台湾農水産物の質の高さ、台湾からの農産物輸出の

輸出先として日本は第二位であるることや、2018年は貿易額も920億円に達したこと。

今回出展している、野菜や水産品などの台湾農産物の「新鮮、信頼、美食」が

日本市場のニーズにいかに即していることなどのご説明がありました。

 

台湾からは、行政院農業委員会 食糧署署長の胡 忠一氏をはじめ、

行政の代表や各県縣の縣長や市長などが台湾の農産品のアピールをされていました。

 台湾のグローバルGAP(安全で品質のよい農産物をもたらすヨーロッパ発の世界認証)は

30を超え、東京オリンピックでの使用を目指していることなどを伺うことができました。

 

この商談会では、12年連続ミシュランの星を獲得している、『割烹 すずき』の店主

鈴木好次氏より、台湾食材を使ったデザートのデモンストレーションがありました。

着物姿がかっこいい和食の巨匠ですね。

 

鈴木好次氏が今回食材として選んだのは、台湾バナナ。

 

鈴木シェフが会場内で実演をしてくれました。

 

レシピも公開しておきますので参考にされてみてください。

 

 

最後は胡忠一食糧署署長が盛り付けて出来上がり。

 

美味しいバナナジェラートは試食もさせていただきました。

ワインや豆乳の香もしますが食べやすいジェラートでした。

 

記念撮影も。台湾のバナナは美味しいですから、これは自宅でも作りたいものです。

 

その後は多岐にわたる商品の商談会へ。今回は、

人参、バナナ、マンゴー、パイナップル、棗、枝豆、冷凍水産、カラスミなどの主要輸出製品

の他に、シュウマイ、腸詰、枝豆、チャーシュー、メンマなどの農水産加工品等。

 

台湾の要人が自らお話される機会なども今回は設けられていたようですね。

 

今回、『FOODEX JAPAN 2019』でもさまざまな農産品をご紹介しているので

是非台湾ブースにも足をお運びくださいとのことでした。