古民家好きのSakuraです。
将来は緑豊かな日本の原風景が楽しめるような場所で
四季の移り変わりを感じながらナチュラルな暮らしをしたい
とぼんやり考えています。自然は優しいだけじゃなくて
厳しいところもある。そんなに甘くはありませんが
憧れだけは持っていたいと思っています。
『南会津町前沢伝統的建造物群保存地区』
平成23年(2011年)6月、この統一的景観保護のため、
国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定された地域です。
今回は会津地域雇用創造推進協議会主催のツアーに参加させて
いただき南会津の名所をご紹介いただいていますが
中でも憧れの地の一つである前沢集落は
最も楽しみにしていた場所の一つでした。
16世紀の終盤に横田城主・山内氏勝の家臣、
小勝入道沢西という人が移り住んだことから始まった集落。
きっとその子孫なんでしょうね。
観光ガイドの小勝さんに案内していただきました。
舘岩川を渡り集落へ。
まず私たちを迎えてくれるのはこちらの水車。
館岩川沿いには花しょうぶ園が広がっていて
この辺り一帯が前沢ふるさと公園と呼ばれています。
集落から流れてくる水を引いて動かす水車。
その水で動く「バッタリ」の音が集落へ響きます。
「バッタリ」とは、ししおどしのように水を貯め、
いっぱいになったときの反動で杵をうごかし、
粟やひえなどをつく器具。昭和三十年代頃までの
農村でよく見られた風景と音は郷愁を呼び起こし、
「うつくしまの音三十選」にも指定されています。
ところどころにいろいろなお花が咲いていたり
野菜が植えられていたり。
自然って本当にストレスを癒してくれるんだと感じます。
集落の入口には曲家資料館があり、
こちらは曲家の中を見学することができます。
※他の住宅は住まいとして使用しているので中を見学することはできません。
曲家とは、L字型になっている家のこと。
突出部を厩に使い、入隅部の出入り口の他に突出部にも
入口が付いています。土間通路が奥まで伸び
厩と厠が並ぶ形になっているのが特徴です。
土間をすすむと、中は囲炉裏と広間があります。
囲炉裏の匂いが家じゅう立ちこみおばあちゃんのお家
に行った雰囲気。遠い記憶にこの匂いが残っています。
私の場合は火鉢の匂いですけどね。
火鉢でおばあちゃんにお餅を焼いてもらったなぁ~。
視覚だけでなく匂いの記憶というのもいいものです。
囲炉裏の煙が天井まで立ち上り
茅葺住宅の防虫や乾燥の効果をもたらします。
資料館を抜けると階段とその上に建物があります。
なんでしょうか。階段を軽快に登ってみてみましょう。
前沢のご神木「前沢の大杉」です。
この集落の人々にその枝が魔除けとして使われてきました。
昭和30年に福島県の天然記念物に指定されましたが
平成4年に落雷と激しい突風により倒れてしまったそうです。
これが残された大杉の根の部分。
その大きさがわかりますね。
この集落には23戸のうち13戸が曲家。
そんな曲家を見ながら集落を進みました。
前沢景観保存会の方が野菜やスイカなどを
冷やしておいてくれました。
この集落は水に恵まれていますね。
集落の中を流れる水路のお水で冷やした野菜。
天然の冷蔵庫です。
白きゅうりやトマトを自分でチョイスしていただきまた。
おっきなスイカも切ってもらいました。
みんなでスイカもいただきました。
実は食後だったのでちょうどいいデザート。
集落の中には守り神もいます。
馬力神なんかもありました。
昔は馬を飼っていたエリアですものね。
気持ちは子供に戻って。
そんな気持ちまでタイムスリップした
時間を過ごすことができました。
前沢集落
福島県 南会津郡南会津町 前沢
℡ 0241-78-2546
・4月下旬~11月上旬
・入場料 大人300円、子ども150円
・8:30~17:00
※冬期も集落内の見学は可能ですが、ガイドなどは対応しておりません。
8:30~17:00
【「早秋の南会津今昔物語」
~食・伝統的集落・再生可能エネルギーを巡る旅~関連サイト】
・会津地域雇用創造推進協議会
・磐梯山ジオパーク
・下郷町観光協会
将来は緑豊かな日本の原風景が楽しめるような場所で
四季の移り変わりを感じながらナチュラルな暮らしをしたい
とぼんやり考えています。自然は優しいだけじゃなくて
厳しいところもある。そんなに甘くはありませんが
憧れだけは持っていたいと思っています。
『南会津町前沢伝統的建造物群保存地区』
平成23年(2011年)6月、この統一的景観保護のため、
国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定された地域です。
今回は会津地域雇用創造推進協議会主催のツアーに参加させて
いただき南会津の名所をご紹介いただいていますが
中でも憧れの地の一つである前沢集落は
最も楽しみにしていた場所の一つでした。
16世紀の終盤に横田城主・山内氏勝の家臣、
小勝入道沢西という人が移り住んだことから始まった集落。
きっとその子孫なんでしょうね。
観光ガイドの小勝さんに案内していただきました。
舘岩川を渡り集落へ。
まず私たちを迎えてくれるのはこちらの水車。
館岩川沿いには花しょうぶ園が広がっていて
この辺り一帯が前沢ふるさと公園と呼ばれています。
集落から流れてくる水を引いて動かす水車。
その水で動く「バッタリ」の音が集落へ響きます。
「バッタリ」とは、ししおどしのように水を貯め、
いっぱいになったときの反動で杵をうごかし、
粟やひえなどをつく器具。昭和三十年代頃までの
農村でよく見られた風景と音は郷愁を呼び起こし、
「うつくしまの音三十選」にも指定されています。
ところどころにいろいろなお花が咲いていたり
野菜が植えられていたり。
自然って本当にストレスを癒してくれるんだと感じます。
集落の入口には曲家資料館があり、
こちらは曲家の中を見学することができます。
※他の住宅は住まいとして使用しているので中を見学することはできません。
曲家とは、L字型になっている家のこと。
突出部を厩に使い、入隅部の出入り口の他に突出部にも
入口が付いています。土間通路が奥まで伸び
厩と厠が並ぶ形になっているのが特徴です。
土間をすすむと、中は囲炉裏と広間があります。
囲炉裏の匂いが家じゅう立ちこみおばあちゃんのお家
に行った雰囲気。遠い記憶にこの匂いが残っています。
私の場合は火鉢の匂いですけどね。
火鉢でおばあちゃんにお餅を焼いてもらったなぁ~。
視覚だけでなく匂いの記憶というのもいいものです。
囲炉裏の煙が天井まで立ち上り
茅葺住宅の防虫や乾燥の効果をもたらします。
資料館を抜けると階段とその上に建物があります。
なんでしょうか。階段を軽快に登ってみてみましょう。
前沢のご神木「前沢の大杉」です。
この集落の人々にその枝が魔除けとして使われてきました。
昭和30年に福島県の天然記念物に指定されましたが
平成4年に落雷と激しい突風により倒れてしまったそうです。
これが残された大杉の根の部分。
その大きさがわかりますね。
この集落には23戸のうち13戸が曲家。
そんな曲家を見ながら集落を進みました。
前沢景観保存会の方が野菜やスイカなどを
冷やしておいてくれました。
この集落は水に恵まれていますね。
集落の中を流れる水路のお水で冷やした野菜。
天然の冷蔵庫です。
白きゅうりやトマトを自分でチョイスしていただきまた。
おっきなスイカも切ってもらいました。
みんなでスイカもいただきました。
実は食後だったのでちょうどいいデザート。
集落の中には守り神もいます。
馬力神なんかもありました。
昔は馬を飼っていたエリアですものね。
気持ちは子供に戻って。
そんな気持ちまでタイムスリップした
時間を過ごすことができました。
前沢集落
福島県 南会津郡南会津町 前沢
℡ 0241-78-2546
・4月下旬~11月上旬
・入場料 大人300円、子ども150円
・8:30~17:00
※冬期も集落内の見学は可能ですが、ガイドなどは対応しておりません。
8:30~17:00
【「早秋の南会津今昔物語」
~食・伝統的集落・再生可能エネルギーを巡る旅~関連サイト】
・会津地域雇用創造推進協議会
・磐梯山ジオパーク
・下郷町観光協会