大阪府八尾市拠点の往診専門動物病院、獣医師の柿崎と申します。

気温が高くなってくると、増える診察が、皮膚の痒みです。

草むらに入るのが好きなワンちゃんで、足が短いミニチュアダックスのワンちゃんに特に多いと感じています。

気温が13℃以上になると、ノミの繁殖が活発になり、これからの季節、特に注意が必要です!!

患者様の中には、ノミの滴下するタイプのお薬をつけているのに、ノミがついてるんですと言われる方がおられます。

「そのお薬はどこで購入されましたか?」とお伺いすると、


「ホームセンターで購入しました!」

「ペットショップで購入しました!」

と言われることが多いです!!


実は、ホームセンターやペットショップで販売されているノミ予防の滴下タイプのお薬は、動物医薬部外品なのです!!

動物病院で扱っているお薬と見た目は、そっくりに作られていますが、中身が違うため、効果が弱いです。

病院で取り扱っているノミ予防の滴下タイプのお薬は動物用医薬品です!!



ノミの予防薬を使っているのに、体をかくことが多いなーと思われている飼い主様!!
一度、今お使いのお薬を確認してみて下さい!!

動物医薬部外品を使用されているようでしたら、一度、お薬の見直しをされてみては、いかがでしょうか??



ノミにさされると、ノミアレルギー性皮膚炎、皮膚の化膿、瓜実条虫症、またワンちゃんだけでなく、人もノミ刺咬症を発症する可能性があります。

ノミ予防のお薬も、滴下タイプやおやつタイプなど様々な物がありますので、お家のワンちゃんにとって何が最適なのか、ご相談下さい。

ホームページに価格の目安も載せております。