2024年6月7日(金)3:54

父が亡くなった


夜中に病院から電話があった

その日の夜9:00過ぎまで

娘と父の病室にいた。


父が痛みを訴えていたから

落ち着くまで側にいた。


初めて、痛くて辛そうな父を見て

嫌な予感と胸騒ぎがしていた。


痛み止めの点滴をしてもらい

父が落ち着き眠りについたのを

見届けてから娘と病室を出た。


夜中に電話がありそうで

落ち着かなかった私は

なかなか眠れずに、

少しでも横になろうとした、その時に

病院からの電話。


慌てて電話に出た私は

息が浅くなっています。顔色も悪く

すぐに来れますか?と

すぐに行きます!と言って

旦那を起こし、バタバタと

兄に連絡しながら病院へ。


病院の駐車場に着いて

走って父の所へ。


間に合わなかった。

最後の最後に側にいてあげれなくて

ごめんね。と声をかけた。


父が痛みを訴えて辛そうな姿が

頭から離れずに、今でもその姿が

はっきりと浮かぶ。


あの時に帰らずに、側にいたら。

と考えてしまう。


葬儀が終わり、数日後

仕事に復帰した。


父は、仕事頑張れよ。とよく言っていた。


休んでいるより仕事に行かなければ!と


しかし、疲れが出たのか、

仕事行く前日の夜から体調を壊した。


それでも仕事に行った。


今も体調が治らず、誤魔化し誤魔化しで

仕事に行って日々を過ごしている。


身体は限界なのに、眠れない。


父に会いたい、声が聞きたい。

何もないのに気付くと泣いている

私がいる。


時間が経てば経つほど

寂しくなる。



若い時は、よく父と喧嘩をした。

何度も家出をして遊んでいた私を

何故居場所が分かったのか?

その場に父が来て、よく連れ戻された。

私とフラフラ遊んでいた友達にも

真剣に怒っていたね。


私が悪さをして、

母に怒られている時は

必ず庇ってくれていたね。


私の逃げ道を作ってくれていた父


すっごく小さい時に

どうしても欲しいトラのぬいぐるみがあって

おねだりをした。

母はダメ!と言っていたけど

父は私をお店に連れてってくれて

買ってくれた事が、今でも覚えている。


どんなに喧嘩しても、

最後は優しかったね。


私は、父の病院の付き添いとかで

約3年くらいかな?

2人の時間があったね。

楽しい時間じゃなくて、

嫌な事ばかりの病院に通う時間だったけど

父の側にいれた。


父の病状が分からず

怒ってしまった事もあったね。

ごめんね。

怒ってしまった後に

凄く後悔した事が何回かあった。


まだまだ休みの日に

あ!病院行かないと。。。って

思う事がある。


もう、いないのに。


会いたい


会いたいよ