(安東 みきえ 作  ミロコ マチコ 絵)


あなたの友達は誰ですか?  って聞かれたらどの人の顔が出てきますか?
最初に浮かんだ人が きっとあなたにとって大切な友達ですよね。
人によっては何人もの友達の顔が浮かぶ人もいらっしゃるかも?


でも一番大切な人は?って聞かれたら…。


友達って不思議ですよね 親や兄弟でもなく親戚でもなく血の繋がりもない。
でも心を開いて喋れるし、ともに笑いともに泣きそして辛いときはそっと寄り添ってくれてる存在‥家族とは又違うとっても大切な存在。



だから心を開く相手はたくさんは必要ないですね。



ひとり いてくれたらきっと十分だと思います。



この絵本はヒワとゾウガメの友情を描いた絵本です。

新しく出たのでまだ 知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。



ゾウガメは『ねえ きみは友達でいてくれるっていう。ずっといっしょだっていう。
      けれど、そんなわけはないじゃないか…』


ゾウガメはそう思っていたのです。ずっとそう思っていたのです。
なぜってゾウガメが友達になった鳥たちはみんないなくなったから‥。
いのちの儚さをしってしまったから‥100歳まで生きるゾウガメには鳥たちのいのち
の短さは辛いものだった。


そんなゾウガメでもいつも自分の背中にいたヒワの存在は、時には背中から振り落としたくなる事もあるくらい、ヒワがいる事が当たり前になっていた。

だからヒワがいなくなった時、落ち着かなくなった。


大切なものって 無くなってはじめて気がつくものですね。

当たり前すぎて気づかない‥とっても大切な存在‥。
かけがえのない大切な人。


素敵な友達を作って欲しいと思い 今度この絵本を子どもたちに読もうと思っているのです。どんな風に感じてくれるかな~考えてくれるかな~。


ゾウガメは胸のうちでヒワにそっと呼びかけた。

『ねえ、これからも一緒だよ。いつか別れがあるとしても。君がどんなヒワだったか
、僕が覚えていてあげるから。どんなにお喋りで、どんなに勇敢で、どんなに優しかったか。僕が百年、忘れずにいるから。だから一緒に…』