保乃side


ぬぁぁ、、可愛すぎやろこの子、


「じゃ、歯磨きして明日に備えよか、、」

「歯磨き歯磨き〜」

「ふふ、」

「、、ねえ、ぶどうの歯磨き粉ある?」

「ぶどうの歯磨き粉って、、やっぱり幼稚園児やん、、」

「ちがうよ!別にあるかなって思っただけでなくても全然いいし、」

「じゃあミント使えるやろ?」

「全然使えるよ、?」


多分辛いんやろうな、泣きそうな顔して歯磨きしとる、、こんな可愛い子に暴力するとか狂ってるやろ...。てか、名前聞いてなかったな、


「なぁ、名前なんて言うん?」

「、、」


うがいするのはやっ、、


「ひかる」

「ひかる、、ひいちゃんかっ!可愛ええなあ」

「なっ、お姉さんの方が可愛いし、」

「ふふ、保乃でええよ?」

「、、保乃ちゃん」


可愛いすぎる!!こうやって話してる時でもミントが辛かったのか保乃の腕に顔すりすりしたり掴んだりしてるのが本当に可愛い、!


「ミント辛かったん?」

「全然」

「保乃もう寝るけどひいちゃんも寝る?」

「うん、」

「一緒にベッドでええやろ?」

「、、やだ」

「えー、でも保乃の家ベッド小さいしな、ひぃちゃんのサイズやったら余裕だけど...。」

「うるさい、!別にソファでも寝れるし、!」

「腰痛くなるよ?」

「別にいいよ、ひいのことばかにした!」

「え、してないよ!?」

「したもん!!ひいのこと小さいって意味で言ったでしょ、!」


結局保乃が何を言ってもひいちゃんはソファで寝るといい、腕を引っ張ってもひいちゃんを抱っこしてもひいはソファで寝るのー!!と言って戻って行った。


「ひいちゃん、保乃が悪かったから、、」

「うるさい、もう寝るから」


むすっとしているひいちゃんは本当に可愛い


疲れたな、、子犬を飼い始めた人たちはこんな気持ちなんかな...。いや、ひいちゃんは子犬ちゃうけど、子犬なんよな...。


なんていろいろ考えていたらもう12時になっていて、、明日はひいちゃんのお母さんに会うんだと考えたら心臓が爆発しそうだ。


「保乃ちゃん、、起きてる?」


寝てるふりしよ...。


「ねえ寝てるでしょ」


それはどっちなん?起きての方なのか起きてない方が嬉しいのか


「起きてたらミント味の歯磨き粉使わせるからね」


保乃は使えますけどね、


ひいちゃんはこそこそ保乃と同じベットに入ってきた


「保乃ちゃんありがと...。」


やばい可愛い、、これは起きるやろ、、


「んぅ、ひいちゃん、?」

「なっ、」


自然な流れでひいちゃんの腰に腕をまわして逃げないようにする。だってこんなに素直じゃない子犬すぐソファに帰っちゃうやろ?


「やっぱりいっしょがいい」

「んふふ、ええよ」


背中をとんとんしていると保乃に体をぴったりつけて寝始めた


幼稚園児から赤ちゃんになったひいちゃん


保乃が守るから、この姿をずっと見ていたい。


「夏鈴、、たすけて、」

「え、?」


寝言で夏鈴ちゃんに助けを求めるひいちゃん、もしかしてあの夏鈴ちゃん、?もしかして夏鈴ちゃんが家に帰るの嫌がってたのって、、


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