⚫️100円で全力で褒める
気になるワードですが、実はこれ名古屋の路上で活動する20歳女子大学生のお話です。
名前は川村知歩さん。
2021年10月からは新たに借りたマンションの一室を拠点に活動しているそうです。
活動を始めたきっかけについては
『自分の見た目がコンプレックスで、ダイエットや美容をして頑張っていたんですよ。頑張ってる中で「褒められたいな」と思って…』
と話しています。
確かに自分が頑張っていることって、別に褒められなくても頑張るんですけど、「褒められたい」気持ちはあると思います。
褒められてさらに頑張れる。
でも、自分が「褒められたいな」と思っていたにも関わらず、人を褒める活動を始めた川村さんの行動は素敵だなと思いました。
⚫️お金を払ってでも人は褒められたい
川村さんの場合は100円で褒めると、パッと払える金額ではあると思いますが、お金を払ってでも褒められたい人っているんだなと思いました。
そう言えば、昔職場の男性上司が、「男性がキャバクラに行って高いお金を払うのは別に綺麗な女の子とお酒が飲みたいだけじゃないんだよね。お店に行くと褒めてくれたりとか、それが仕事だとしても嬉しいんだよね」と熱く語っていたのを思い出しました。
その時は、「飲みに行くのを正当化してる」って思っていたんですが。
確かに普段生活していて褒められる機会って少ないと思います。
褒められるような行動をしていないわけではなくて、褒めるって文化がない。
そして、何かしてもらったことが当たり前になっているんじゃないかなって思いました。
例えば、川村さんのもとに訪れた女性は、一人暮らしの時は部屋が綺麗ではなかったけど、同棲してから部屋を綺麗に片付けるようになったとか。
「一緒に住んでいるんだから掃除するの当たり前じゃん」
と思うかもしれませんが、自分のことだけではなく家事も頑張ってくれている。
そういうことに感謝を持って、「頑張ってて素敵」と相手を褒められる自分になりたいなと思いました。
⚫️褒めるには良いところを見る
私は褒めるのは得意な方ではないと思っているんですが、「人の良いところを見ているよね」と言われることはあります。
川村さん自身も目の前の人の良いところに目を向けてそれを全力で褒めている。
褒めるのが苦手だなって思う方は、人の良いところを見てそれをそのまま伝えたらいいと思います。
職場だったら、
「いつも明るく挨拶してくれて元気もらえる」
「メールの対応が丁寧だね」
など、ささいなことでいいんです。
ささいなことって褒められにくいから褒められたら嬉しいと思いますよ。
さらに、自分の良いところを見るのも褒めるには大事だと思います。
例えば自分が周りに気づかいができると、相手が周りを気づかってることに気づけたり。
自分の長所を通して見つけた相手の良いところを褒めると自分も嬉しくなります。
⚫️さいごに
私も褒められたいけど(笑)
褒められることが嫌な人っていないと思いますし、誰しも求めているものだと思います。
自分の良いところ、人の良いところを見てささいなことでも褒めることができる自分になっていきます。