以前参加したASKアカデミー・ジャパンの能力開発研修「ASKベーシックコース」。
自分の人生の目的や目標の決め方、達成の仕方を身につけることができました。
ASKアカデミーには、ASKベーシックコース以外にも、いくつかセミナーがあります。
今回はそのひとつである「セールスアカデミー」に参加し、私のような事務職を含めた「どんな仕事でも活かせる営業スキル」について書きます。
⚫️非営業職だけどセールスアカデミーに参加した理由
以前ASKベーシックコースを受講したときに知った、ASKアカデミー。
そのホームページにある「最新ニュースとイベント情報」を見てセールスアカデミーがあることを知りました。
本や動画で学ぶこともいいけど、研修の場で営業スキルを磨くために参加しました。
仕事でお客様対応が増え、お客様が困っていることを電話越しに提案したり、一緒に働いているメンバーに新しく始まる業務のプレゼンをしたりする場面が増えました。
お客様対応だと、今困っていることやあったらいいなという理想をしっかり聞いて相手の求めていることに対して最適な方法を提案していったり、
一緒に働いているメンバーに対しては、仕事で自分の提案をあらかじめ主要な人に共有しておいたり。
売り込むことだけではなく、普段から周りのメンバーと円滑にコミュニケーションをとっていると意見を受け入れてもらいやすいですよね。
自分の提案を伝える力、相手の話を聞く力など色んな研修やビジネス書で大事だと言われていますが、私は「営業力(セールス力)」だと感じています。
⚫️セールスアカデミーってこんなセミナー
プログラムは全8回あります。
1.好印象を与えるセールス
2.セールスとしての最善のコンディション作り
3.販売の特質と利点(売り物を知る)
4.狩猟型セールスVS農耕型セールス
5.探客力(新規開拓)とアプローチ
6.プロフェッショナル・プレゼンテーション
7.オブジェクションハンドリング&クローズ
8.生産的な時間管理術
私が参加したのは、第7回の「オブジェクションハンドリング&クローズ」のセミナーでした。後ほど詳細を書きます。
他にも、実際に参加したわけではないのですが、
「好印象を与えるセールス」や「生産的な時間管理術」はどの仕事でも活きそうだなと思いました。
どんな印象を相手に与えるかによって、仕事の結果は変わると思います。
同じ仕事を受けるなら、同じ仕事を任せるなら、好印象の人がいい!
時間管理は・・・できるようになりたい(切実)
今回参加したプログラム以外も学びたいなって思います。
また、ASKアカデミーのホームページによると、下記のように記載されています。
こんな方に最適です。
●真の営業力を身につけ、桁外れの売上を上げたい
●長年のセールスで、自分は出来るが指導に困難さがある
●1週間の目標達成するために、ピットインチェックが出来るような場が欲しい
●具体的な成果に直結するセールストレーニングを、気軽に受けられる場が欲しい
●短い時間で効率よくセールススキルを高めたい
●モチベーションの維持持続を望んでいる
●部下のマネジメント、トレーニングを効率よく行いたい
仕事終わりの時間を使って参加するからには、明日から使えて具体的な成果に直結するトレーニングができた方がいいですよね。
また、セミナーに参加して「早速実践しよう!!」って思っても3日坊主で続かないこともあるので、モチベーションを保つためにも大事だなって思います。
職場でチームリーダーもやっていて、チームで立てた目標を達成するとか、教育していくのに時間がかかるので「部下のマネジメント、トレーニングを効率よく行いたい」っていうのにも強く共感しました。
⚫️非営業職でも使えた営業スキル
全8回のプログラムの中で、たまたま平日の仕事終わりに参加できたのが「オブジェクションハンドリング&クローズ」でした。
最初にプログラムも見た時は、「オブジェクションハンドリングって何だ?」って思ったのですが、反論処理のことで、思っていた以上に仕事に活かせる内容でした!
セミナーで学んだ中で、私が特に「活かせる」と感じたのは、下記の3点です。
①「反論」の前提を変える
ヘルプデスクの仕事で、クレーム対応とかチームメンバーからの反対意見とか嫌だな〜って思っていました。
でも、反論≠反対意見ということを学び、反論に対しての前提が変わりました。
反論を受けないように仕事をするのではなく、「何でそう言われたのかな」っていうのを考えて相手が納得できるような関わりに変わりました。
その結果、反対意見を言われることが少なくなりました。
②小さなことから相手との信頼関係をつくる
以前は、自分の提案が思ったように通らないなという場面がありました。
しかし、セールスアカデミーで学んだことを活かし、提案する前に信頼関係をつくることで提案が通るようになりました。
例えば、この案件は回答期限が短いので対応を優先させた方がいいなという時。
今までだったら、「対応の順番があるので」と頑なに断られていました。
業務でしか繋がりがないと、相手もそうせざるをえないですよね。
その中でも、私は普段のちょっとしたことが信頼につながるはず!と思い、
自分から明るく挨拶したり、言われた仕事を早くしたり、お願いした仕事をしてもらったら感謝の気持ちを伝えることを積み重ねました。
当たり前のことと感じるかもしれませんが、小さなことが関連部署との信頼関係をつくり、お願いしたら「よっぽど急ぎなのね」と融通してくれるようになりました。
③他の人とは違う自分の価値を売り込む
やってる仕事は同じでも、「私でなければいけない仕事」を意識しました。
電話対応は、相手と話している時に、相手の名前を呼ぶことを意識しました。
「少々お待ちください」
より
「◯◯様、少々お待ちください」
と、相手の名前を言うことで、「きちんと名前を把握してくれてるんですね」と喜ばれます。
チームの中でも、上司が「これ誰かに手伝ってほしいな」って思ってる仕事を先回りしてやっておくことで、リーダーとして周りの評判が良くなり仕事を任されるようになりました。
非営業職でも、売り込む以前に、人と関わる上での重要な営業スキルがあったなと感じています。
⚫️さいごに
ほんとはセールスアカデミーの8回全部のプログラムに参加した方がいいのかもしれないですが、会社から研修会場までが遠く、仕事終わりに間に合わないため全部は参加できていません。
ただ1回でも参加してみて学びがたくさんありました。
営業スキルが必要なのは営業の仕事だけではない。
セールスアカデミーに参加してみると、自分の仕事に活かせるヒントが見つかるかもしれませんよ。