先日、私より1つ年上の先輩と女子会で恋愛について話が弾んでいた時のこと。
「最近どうなんですか?」と聞いたことに対して「彼氏と一緒に居るだけで、楽しい」といつもの様に笑顔で返してくれました。ただ、一瞬表情が曇った風にも見えました。
よくよく話しを聞いてみると、彼からも一緒にいて楽しいとずっと思われたいという気持ちから、「彼好みの女性になるように自分磨きをしている」と話してくれたのです。
私も、素敵な彼氏をゲットするために自分を磨いています。
ただ、先輩を見ていて思うのは、努力している姿や、彼の話をする顔を見ていても、以前ほど『楽しそうじゃない』ってことです。
(嫉妬ではありません笑)
彼氏と一緒に居て楽しかったら、「これぞ良い恋愛」と私も思っていましたが、自分自身が色々な恋愛経験を積んだり、周りのカップルたちを見てきて、徐々に良い恋愛についての考え方も変わってきました。
今だからこそ言いたいのが、「良い恋愛の形は、もっとある」ということです。
そう思うように至った背景には意外にも、
以前から何度かブログに書いている、「ASKアカデミー・ジャパン」主催のベーシックコースに参加したことがきっかけでした。
1、女性の先輩と自分を重ね合わせて感じたこと
先輩を見ていて、何で楽しそうに見えないのかなと思い、理由を考えてみました。
・常に彼氏の予定に合わせている
・服装を彼氏の好みに合わせている
など。
なんだか元彼と付き合っていた頃の私と似ている・・・
これは彼氏と結婚したいというよりは、30歳までに結婚したいと思い、20代も後半にさしかかってきた時の話です。
彼氏が「会いたい」と言ったら、女友達との予定をずらしてでも時間をつくったりしていました。
彼氏が「芸能人のこの子が可愛い」と言えば、急いで服の趣味や髪型も変更。
「彼氏が〇〇がいい」「彼氏が〇〇したい」など
「彼氏が…」
というのが私の中の一番にありました。
大好きな彼氏の為に、いろいろ行動を起こしつつ変化していく自分自身のことが、当時は誇らしく「私って愛されてるな~」「理想的な彼女に違いない」と思っていました。
でもその時は、恋愛を楽しむのと同時に、無意識に相手に合わせることへの疲れも感じていました。
2、ASKアカデミーの研修に参加し、感じたこと
仕事面でも気づきが多い研修でしたが、
自分の内面と向き合っていくうちに、恋愛面でも気づいたことがありました。
「彼氏が…」と、彼氏に愛されるための行動は、相手から必要とされていると思うことで、自分の価値を認めるための行動になっていたということです。
相手から「会いたい」と言われる。
彼氏の好みの服を着る。
自分も会いたいと思っているとか、自分が着たいと思う服だったらいいと思います。
ただこの時は、自分の意思が1割で相手に合わせるのが幸せっていうのが9割と、完全に彼氏に合わせていましたね。
(まぁ、「彼氏に合わせてる私、可愛いな」と思っていたのも事実ですが笑)
他の人だったら幸せだと思うようなことも自分では幸せと感じられなかったので、相手の言動に敏感に反応し、彼氏の望む自分でいることによって幸せを感じていました。
好きだからこそ、お互いが歩み寄っている!と思い込んでいましたが、ふとした時に感じたのが「あれ、素の私のことは見てくれてるのかな?」ということ。
自分ばかりが頑張って合わせているけど、私の好きなものや本当に行きたいところって、あまり話してないかもしれない。
いつも私が何かを選ぶ時の基準は、「彼氏が…」と、一緒にいる「誰か」が居てこそ成り立つものでした。
でもそれって、これから先もずっとそうなるの?
結婚すれば「旦那が…」、出産すれば「子供が…」
楽しい恋愛や、結婚を望んでいたはずなのに、自分の周りのことに振り回されるような人生が待っている。
もちろん学生時代の友人や、職場の同僚、これから出来る家族、みんなとの時間も大切にしたいし、その時々で誰かに合わせることも必要だけど、なんだか大変な事かも。。。
私にとっての幸せって、そうではなく
私の好きなものを、一緒になって好きって言ってくれる彼氏や旦那、友達がいて
お互いに歩み寄りながら、素敵な時間をすごせるようになること。
だったら、「誰かが」じゃなくて、「私が…」で選んで決めていくことって大事なんじゃないかな。
3、ASKアカデミーの研修に参加し、変えたこと
研修に参加して、
「私が...」で選んで決めていける自分
相手ありきや相手に依存せずに、恋愛を心から楽しめる自分
になるために、次の3つのことを変えました。
①お互いが会える日を調整する
彼氏から「今日会いたい」と連絡があったとします。
→今までは、予定をずらしてまで会う時間を作っていましたが、「先約があるから週末でもいい?」とか、お互いが歩み寄りながら会える日をつくりました。
なんだか、自分で決めてるっていう感じありますよね笑
②自分のことも主張する
彼氏の好みの服を着て、「可愛い」って言われるのも悪い気はしなかったのですが。
自分が好きな服を着るようにしたことで、毎日が楽しくなりました。
「私はこうしたい」って思ったことを伝えるようにしています。
お互いの歩み寄りの為にも、好きなものや大事にしているものを、ちゃんと伝えられるのって大事ですよね♪
③恋愛以外のことに目を向けてみる
仕事に打ち込んで、成果を作ることで、自分に自信が持てるようになりました。
趣味の料理も、「彼氏においしいって言ってもらいたい」と思って頑張るのではなくて、自分のスキルアップのために極めたら、「私もやればできるじゃん」と、自分で自分のことを認められるようになりました。
「私の為に作ってるんだから、おいしくないわけないじゃない」って、食べたそうにしている彼に言ってやりました(笑)
それぞれは結構簡単なことですよね?笑
でも私にとっては、ちょっとした冒険。勇気のいる行動だったと思います。今までの自分だったら、想像も出来ない行動や選択なので。
その結果、相手に合わせるストレスがなくなって、ありのままの私を見てくれる相手との恋愛を、心から楽しめるようになりました。
出会う人のタイプも、ちょっとずつ変わってきたと思います♪
4、さいごに
恋愛って、相手に合わせるだけじゃないんだな~と思える時間でした。
人によっては小さな事かもしれませんが、どういう思いでその行動を起こすかが、理想の恋愛に発展させるヒントになるのでは?と思います。
好きなことや興味のあることも、お互い違いがあるかもしれないけれど、その違いを一緒に楽しめたり、尊敬しあえる関係になれたら、もっとキラキラ輝く二人になる日も近いはず。
恋愛の悩みは、恋愛マスターに相談することが一番と思っていましたが、
畑違いの研修にも、自分を磨く術や恋愛がうまくいく秘訣は見つかるという話でした。
いい恋愛を楽しみましょう♪