さくらです。

以前受講したASKアカデミーベーシックコースを提供している会社「ASKアカデミー・ジャパン」の松田友一さんの著書の中で「成果をつくりだす8つの原理原則」というものがあります。

この考え方は、研修で学んだことを活かしていくのに大事にしたい考え方ですが、日常の中で忘れがちなので、ブログに残しておくことにします。

原理原則といっても、それぞれがバラバラにあるのではなく、順番に沿っていくことが大事だと感じました。

達成したい目標をまず明確に決めるから、達成に必要なことをやり、何があったとしても必ず結果にしようと決めて行動していけます。

今回は8つの原理原則の1つ目「求めているものを明確に具体的に肯定的に決める」について書いていきます。




  1、目標は明確に具体的に決めていますか?

仕事でもプライベートでも、目標を立てることがあると思います。

仕事では「残業時間を減らそう」とか「売上アップしよう」など。

プライベートであれば、「ダイエットしよう」は永遠のテーマですね(笑)


目標を立ててそれを結果にしていくには、まず、「明確に」決めることです。

残業時間を減らそう→1つの仕事にかける時間を10分以内にする

売上アップしよう→前月より5%アップする

ダイエットしよう→8月までに5kg痩せよう

など、数字にするとわかりやすいです。

数字にすることによって、漠然としていた目標がイメージしやすくなると思います。


ただ、数字は明確にしましたが、「明確に」と「具体的に」の違いがわからず当時は悩みました。

私の解釈では、「どう行動していくか」を考えていくことが「具体的に」するっていうことなのかなと思っています。

目標を明確に描いて、具体的な行動にしていくのが大事です。


  2、「求めているものを明確に具体的に肯定的に決める」とは?

「求めているものを明確に具体的に肯定的に決める」について、仕事を例にとって書いていきます。


さきほどまでの「明確に」「具体的に」ということで言えば、

残業時間を減らそう→1つの仕事にかける時間を10分以内にする→やることをリスト化してやらなくてもいいことは省く

などと言えますね。


そして、もう一つの大事な要素「肯定的に」も含めて目標を考えていきます。


例えば、否定的な目標だと「残業しないようにする」「売上が下がらないようにする」といった「〜しないようにする」という目標です。


「残業しないようにしましょう」といくら会社から言われていても残業してしまうように、否定的な目標は、否定的な行動に繋がります。


これを肯定的な表現に変えると

「定時で帰ろう」となります。


言われた方もそのために頑張ろうとなりますよね。


目標を明確に具体的に肯定的にすることで、達成に必要な行動に繋がります。



  3、「求めているものを明確に具体的に肯定的に決める」を実践した結果

「求めているものを明確に具体的に肯定的に決める」というのを、職場で実践してみました。


・残業時間を30分減らそう

→チーム内でお互いの業務を把握するためのミーティングを1日3回やることにしました。


仕事を十分に抱えているのにもかかわらず、お願いされた業務をさらに請け負ってしまっているメンバーがいたので、まずは全員が「残業時間を30分減らそう」という前提で業務分担をしました。


その結果、見事にチーム全員の残業時間が30分減りました。


・チーム内で毎日コミュニケーションをとる

→1日1つ褒める。


普段から、褒めることも褒められることも慣れていないので、最初はどこから褒めればいいのかわからなかったのですが、「その服素敵ですね」とかでもまずはどこか1つ褒めるっていうのを実践しました。


お互いが相手のいいところを探すようになり、だんだんとチームの内の空気が和やかになって、仕事を進めやすくなったので、今まで30分かかってた仕事も15分で終わるようになりました。


目標を数値化すること、やると決めたことを意識して実践してみることで、業務改善に繋がりました。





  4、さいごに

今回は8つの原理原則の1つ目「求めているものを明確に具体的に肯定的に決める」について書きました。


求めているものを明確に具体的に肯定的に描いて行動していくことが欲しい結果に繋がる第一歩だと思います。


明確に、具体的に、肯定的に決めて目標を達成し続ける自分であります。