乃木坂にある国立新美術館で、日本色彩学会関東支部、国立新美術館、日本色彩学会画像色彩研究会が主催する、講演会に参加してきました。
講演は、2つあり、第3部が、パネルディスカッションでした。
内容や映像などは、撮影・コピー禁止だったので、映像がご紹介できないのは残念ですが。
私たちの生活(単純な事柄)で、リアルだと思っている事が、実は、フェイクであるかもしれない。という設問を投げかけられて。
実験を画像で体験すると、私たちの視覚、脳の情報処理はどうなっているの?
本吉先生は、多くの実例を出して説明
。レンブラントの絵画の特殊性の話も興味深かったです。
三木先生は、レオナール・フジタ
蛍光発光で再現した乳白色の肌の質感と題してのお話でした。
同時代の画家作品を、蛍光スペクトル解析した比較等も、わかりやすかったです
フジタの作品が、評価された背景には、浮世絵があったこと。色で勝負しないで、あのつるんとした白い肌の質感で勝負した点等。また、現代の作家で村上隆が、評価された背景には、アニメ等のサブカルチャーがあったこと。
面白い話は、つきることなく、あっと言う間に時間が過ぎていました。
パネルディスカッションでは、オフィス・カラーサイエンスの大住氏と新美術館の室屋氏が加わり、色彩、科学、測色
等、多岐にわたるものでした。
ほんとに愉しかったです。
自分の制作、作品について、自分に、山積みの質問をしたい気持ちです。
講演の後、五美大展を、1時間程かけて鑑賞。(丁度開催中だったので)
素材、想像力、エネルギー、技術、20代の学生さんたちの内と外との表現、すごいなと思います。
限られた時間での鑑賞だったので、実体験型の作品を、体験しないで、観るだけになったのが、心残りです。
小学生も、熱心に観て、愉しんでいました。
美術は、ほんとうに大切だと、つくづく思う。
明日も素敵な一日を。🌸✌️😄