私立中高一貫校で教員をやっていた時のお話です。
今日はみんなが気になるお金の話!
私立中学というと、お金持ちが多いのでは?というイメージがあるかと思います。
実際どうかというと、実際多いと思います。笑
ただ私の勤めていた学校での印象としては、
「お金持ちが多い」というよりは「貧困層がいない」という感じですね。
共働きで必死に通わせてます、という感じのご家庭も多かったです。
(もちろん生粋のお坊ちゃま、お嬢様学校もあると思います。
そこらへんは学校説明会で雰囲をチェックしたり、何なら先生に聞いちゃっても大丈夫!!)
ある一定以上の収入があるご家庭がほどんどなので
教師としては、集金、持ち物の指定、部活動の費用などお金の面ではクレームを受けることが少ないのでありがたかったです。
では子どもたちもたくさんお小遣いをもらっているかというと
これがそうでもないです!!
このあたりもしっかりしている親御さんが多く、どちらかというと持たせてもらっていない子どもたちが多かったです。
特に親御さんが会社役員とかお医者さんのご家庭などおそらくめちゃくちゃ裕福なご家庭ほど
子どももお金に対して執着がないというか、「お小遣いもらってません」なんてケースも多々あり。
ただ、休みのたびにディズニーランドに行っていたり、
スタバの限定マグを毎回とっかえひっかえ持っていたり、
私服行事でめっちゃ質のいいブランド服着てきたり、
長期休暇は当たり前に海外行ってたり、
という様子からおうちのお金持ち度はバリバリ伝わってきましたが。笑
中学に入ると、親の目を離れて行動範囲がぐっと広がるので
基本的には自由に使えるお金はあまり持たせないほうがいいと先生的には強く思います。
学校に行くときは多くて千円持っていれば十分です。何か困ったことがあれば先生が貸しますし。
友達同士で遊びに行くときは目的に応じてですが、こちらも最小限にしたほうが無難です。
ありがちな金銭トラブルと言えば
ゆすりたかりみたいなことは意外と少ないんですけど、(あってもすぐ教員にばれます)
それより発覚しづらくて厄介なのが、
「友達に見栄を張りたくてむやみにおごってしまう」パターン。
次第に周りもクセになって「あいつめっちゃおごってくれるから誘おうぜ」という風に常習化します。
あとはもう一番いやなのは盗難。
校内で起こると残念ながら犯人はほぼ見つからないんですよ。
教育上監視カメラをつけるわけにもいかないので・・・。
本人も周りも、友人を疑いながらいや~~~な気持ちで過ごすことになります・・・。
スイカやパスモも狙われがちですのでチャージ金額にご注意!!
以上、気になるお金の話(教師目線)でした~。
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