昨日の大感動! うちの子供たちが二人卒業した霞ヶ浦高校が夏の大会三度目にして初戦突破を果たしました。
娘が高校1年生の夏に念願の初出場を果たすことができたのですが、それまでは5,6年続けて地区大会の決勝で涙をのみ、「関東で一番不運な強豪校」と言われ続けてきたそうです。で、二度目は全国制覇した履正社に敗れ、今回も全国制覇の経験のある強敵が相手でしたが、延長タイブレイクを制して念願の甲子園初勝利を果たすことができました。いままであと一つのところで涙を吞み続けてきた監督さんも、応援し続けてきた学校関係者や地域の人たちもさぞかし嬉しかったことでしょう。
ただ、試合後に対戦相手の監督さんが「選手に勝たすことができなかったのは私の采配の責任」と選手の実力では分のある自分らが勝つのがあたりまえやろう、と、勝者へのリスペクトをまるで欠いていた談話が残念でした。体格に恵まれ、技術的にも優れた名門校の選手が田舎の貧相な無名校にしてやられる。勝ちたいという気持ちの違いが勝負の結果だったのかもしれない、とは素人の見方でしかありませんが、現実を受け入れるのは実力者ほど酷なことなのかもしれませんね。
さて、その日の前の試合では、栃木県代表が初出場で初勝利を飾りました。素晴らしい。
で、次の日は温泉ゲットすべくどこに行こうかと思いを巡らしていたのですが、台風接近の予報もあり、山のほうは断念し、また高速道路も割引がないので下道で行けるところ、と消去法で考えた末、今年1月以来の大子後免沢スタンドに決めました。
前回のレポは以下の通りです。
半年以上久しぶりの大子町ですが、今回は結構立ち寄るなじみのスポット「道の駅」や「駅前ソバ屋」もスルーして、さっさと町はずれにある温泉スタンドへ直行しました。結果として、今晩の我が家風呂は銚子の濃厚な塩化物泉から解放されたあっさりアル単の肌触りでさっぱりさせてもらいました。
その分、車の中では地域のFMラジオで大子町を堪能しました。リンゴも青く結実しているのが各地で目に入りました。
さて、今回は栃木県の那珂川町で立ち寄り湯を楽しんでみました。もちろん、茨城サイドにも未入湯の名泉はあるっちゃあるのですが、なんだか値上げも目立つし、と茨城よりも温泉文化では勝っている栃木県のほうがよさそうな場所多そうなので、というわけです。
それでなんでか来たのは「まほろばの湯」。500円で入湯できる公共の福祉センターみたいですが、もっと味わい深そうな個性豊かな温泉地が馬頭温泉郷をはじめとしてあるはずなのに、と思ったのですが、清潔で空いてそうなので、まあ、よいか。という感じです。
飲泉所もあるだなんて、結構いい雰囲気です。実はここも塩化物泉なので、血圧高い向きにはイエローカードみたいです。ちなみに痛風持ちには適応するらしいのでわしには両面です。
空いているうちに注文した「三味そば750円」。お店の人も親切で好感持てます。のんびりくつろげます。初めて食しました、栃木のそば。茨城県のいわゆる「常陸秋そば」のような風味やつゆの甘さは感じませんが、のど越しの良さとそば本来の持つ素朴な香りはうれしいものを感じました。
公共の施設なもので強烈な個性は味わえませんが、まあ、心なごみます。ポイントカードもいただきましたが、近くにはまだまだ行ってみたい施設が少なからずあるようで、今後の楽しみにしておきます。
で、そこから2時間ばかり走って最後のトイレ休憩に立ち寄った道の駅「しもつま」で目にした新商品。
納豆コロッケ?なんやねん、それ?信じられへん、と興味を惹かれて1個210円で買ってみました。「下味がついているから、ソースは不要」とのことです。
試しに割ってみたところ、普通のコロッケ。豆ではなくペースト。でも、かぶりついたとたん、
口の中に臭みが広がってしまいました。今までに体験したことのない不思議な世界。外見は非納豆でありながら食感は確かな納豆。なんだかここまで納豆に追いかけられて、って感じです。ああびっくりした。
結論として、栃木と茨城の間にあるものって、実はよく知られていないものも多いような気がしました。
そんなこんなでまた、旅は続きます。今回一つ勉強になったのは、栃木の温泉、まだまだ味わってみたいということです。