今週末の温泉ゲット旅、本来ならば山の方を目指したかったのですが、あいにくの天気で、山奥に行く気力が萎えてしまい、茨城県北の太平洋を望むことにいたしました。
この、田舎の福祉施設の様な建物が北茨城市にある中郷温泉「通りゃんせ」です。
昨年秋以来約半年ぶりに温泉汲みに来ました。
前回の記事は以下の通りです。
半年前には職員さんから悲観的な話ばかり聞かされましたので、今回はセルフで勝手に汲んで帰るつもりでしたが、機械に100円玉入れたのに、何の反応もありませんでした。要は機械が動かない。
仕方がないので最初の写真にある受付に行って事情を話したところ、年配のおじさん二人組にヘルプしてもらい、5缶100リットル汲んで持ち帰る事ができました。とりあえず、まだ存続し続けてくれるみたいです。
車には7缶積んでいたので、残りは帰途の際、途中に位置する日立滑川で無料で汲ませてもらいました。
でも、ヒカリも公園はスルーしてひたすら南に走ります。なぜなら、途中に立ち寄った場所で潮の香、充分味わいましたから。
青松白砂の景色も鮮やかな日立市「鵜の岬」。太平洋の水平線が心を大きくさせてくれます。ここにある国民宿舎は、全国的な人気スポットで、魅力度最下位県のシンボルマークにしたいぐらいですね。
とわしがくどくど書いたって、都道府県別魅力度ランキングには何の影響もないのでしょうね。
最下位の真善美、ただで空いて汚されていない、これって観光地のベストな状態じゃないですか?
少なくともインバウンドの外人には見せたくない美しき日本がそこにある、と信じて疑いません!
それだけではなく、3.11の悲劇もこの地を襲いました。確かに東北の各県と比べれば被害は軽微に過ぎたかもしれませんが、少なからずの傷跡を残しているのも間違いない事実です。
さて、遊歩道の突き当りに突然現れたトンネルのような構造物と金属製の蓋、あるいは扉。大戦末期に本土決戦に備えて作られたトーチカか砲台、あるいは弾薬庫といった旧軍の遺構なのかはたまたホテルの設備の一つなのだろうか、と不思議に思うのですが、その正体は
「鵜飼の鵜」の捕獲場所なのだそうです。ここで捕獲されたウミウが長良川はじめ各地の鵜飼場へ送られるそうです。その後の鵜くんたちの運命はわかりませんが、旅の途中で拉致監禁されるって、鵜にとっては迷惑この上ない災難なのでしょうね。
最後に、水戸においても復活しました「天下一品」。先月、県庁のそば「幸楽苑」が撤退した跡地にオープンいたしました。
どうりで13時過ぎてもウエイティングしておりました。しばらくは長蛇の列、必至でしょうね。
スタンプ5個集めていただきましたミニ丼。ごはん茶碗ぐらいですが、本物と同じデザインは良い。お気に入りです。