わしの家から徒歩1分。新川にかかる「立田橋」が4月から付け替え工事でして、通行できません。

この看板に描かれているように、両側に桜の木が植えられており、毎年楽しませてくれるこの川は、江戸時代は土浦城の外堀としての役割も果たしたそうで、橋の名前の由来でもある「立田」とは、対岸の立田町から採られ、おそらくは城下と農村との境界に位置していたものと思われます。つまりわしは百姓サイドの住人になるってことですが、町よりは農村のほうが豊かだったのだよね、実際には。

 

 白木の欄干部が初々しいですね。新築の香りが漂ってきて開通が待ち遠しくなります。

 

 この上を宅急便や飛脚のトラックなども通るであろうから、情緒以上に強度もきちんとしなくてはなりませんよね。

でも、昭和期のような無機質で実用性のみで作られた構造物よりははるかに人間味を感じます。それだけ社会が豊かになったのでしょうね。日本の社会経済がピークアウトしてから久しくなったとは言われるけれども、ところがどっこい、大切な心の部分は失われていない、と信じていたいものです。

 

 さてさて、今日は突然涸沼のほとりへ飛んでしまいます。前から気になっていた小さなラーメン屋さん。今年になって看板が新しくなったようで、若返ったのでしょうか?ちなみに今朝、この写真を撮るまでは店の屋号は「趣味亭」だと本気で思い込んでいたのですよ。ああ、失礼。

 お店の中は賑わっておりました。おそらく団塊世代の面々でしょうか?老人というのには失礼な(でも、ポールマッカートニーだってミックジャガーだってクラプトンだって80代だものね) 経済大国を支えてこられたパワーはまだまだ衰えちゃいません、陽気に人生楽しまなくっちゃ。とは傍から勝手に思っているだけです。

 

 注文したのは500円の餃子。これが餡がしっかり詰まっていて美味しんです。後期高齢者になっても食べ続けたい味です。

 

 そして、ラーメン550円。この店の売りは口コミでは650円のタンメンだそうですが、あえてメニューの端っこをチョイスいたしました。味は懐かしき「シナそば」の系譜で、濃い味に慣れた若い子には物足りなさも感じるかもしれないが、これが町中華のオリジナルです、と言いたくなるような原点回帰を感じるおとなしい味でした。だからこそ、餃子やチャーハンと合わせて食べることができるのでしょう。ラーメン単体というよりはコンビネーションプレーの勝利でアレを目指します。いいじゃん、この海苔。

 

 そう、大洗の温泉スタンドに来ました。近頃は後続のお客さんが結構いて、今日も写真撮る前に退去せざるを得ませんでした。でも、人気が定着しているのを見ると、心が和みます。今日は20円で5缶+半分ぐらい、つまりは110リットルほど汲ませてもらいました。少し潮の香りがする黄金色の温泉です。我が家風呂でも湯の花が浮かんでいるのには嬉しくなりますよ。

 

 さて、今日は車に7缶積んできたので、残りを満たすために鹿島灘に沿って南下いたしますと、こちらもいよいよ復活の予告でが掲示されておりました。いつまでも被害を放置していたら、何も変わらないものね。

 

 「災害に強い施設」とは頼もしい。その心意気や良し、と言いたくなるのですが、気候変動は想像以上ですから。

 

 そして楽しみの「鉾田の黒湯」。嫁に嫌味を言われながら、「だって、気持ちええやん」と居直るわしの図々しさがそこにありました。いよいよ夏に入ろうとしています。とにかくメンタルだけは平静を保っていきたいものです。