先週の「光る君へ」は、もう永久保存版にしたいくらいの神回でした!

 

まずいつも通りにテーマソングを聴きながら画面に流れるキャストの名前をぼーっと見ていたら

 

「オウム 種﨑敦美」

 

「はああ!!??」 目を疑いました(笑)。

 

種﨑さんといえば、「葬送のフリーレン」のフリーレン、「スパイファミリー」のアーニャ、「薬屋のひとりごと」の玉葉妃、そしていま私が振り返って見ている「フルーツバスケット」の魚ちゃんなど、数々の名作でそのお名前を見かける今を時めく人気声優さん。しかも七色の声を持ち、役によって全然違う声を使い分ける技術と才能ある素晴らしい声優さん。今あげた4役でも同じ人が演じているとは思えない声色と演技なんですよね~。

 

そんな方が、大河ドラマでオウムの役…だと??(笑)。

なんと贅沢なキャスティング!!

 

と、ビックリして始まった先週の回ですが、見ているうちにどんどん引き込まれ、ちょっとオウムのことは頭から抜けてしまいました。

 

「枕草子」が誕生した瞬間に立ち会ったような奇跡を感じることが出来る回でした。清少納言が定子のことを思って書いた「春はあけぼの・・・」。美しかった。尊かった。もちろんドラマはフィクションですけど、もうそんなのどうでもよくて(苦笑)、本当にこんなふうだったら良かったなと思いながら見ていました。今、枕草子を読み返したらたぶん今までと全然違う印象になると思います。

 

そして10年越しのまひろと道長の逢瀬も素敵でしたね。まひろは新しい土地で生まれ変わる気でいますが、あんなこと言われたら、道長はますますまひろが忘れらないですね。

 

そして最後の最後、オウムの声で現実に引き戻されました(笑)。

 

 

今日の放送も楽しみです。