今日は「推し活」の話。

 

その前に「推し活」という言葉の定義が難しいなと思う。

普通に野球やサッカーを応援している分にはあまり「推し活」って感じはしない気がする。やっぱり特定のだれかを応援することが前提なのかな。あ、チームや団体の応援は「箱推し」って言葉がありましたっけ。

 

Google先生に聞いてみると「「推し活」とは、自分のイチオシを決めて、応援する活動全般を指します。 元々は、熱狂的なアイドルファンが自分の好きなアイドルを「推し」と呼んだことが、推し活の始まりです。」とのこと。

 

・・・なるほど。

 

昔は何か一つを極めることは「オタク」と言われていて若干ネガティブだったけど、いまは「推し活」という言葉がとてもポジティブに使われている気がします。極端に言うと「推し」がいないほうが肩身狭くないですか??気のせいでしょうか??

 

そんなわけで久々に連絡がきた友達はいま、将棋の藤井聡太くんが推しだそうで「チケットが取れなくて…」と嘆いていました。

 

え!?チケット???

将棋の対局に観戦者がいるの?!

 

そのまえに「名古屋も東京も取れなくて・・・」って書いてあった。

 

え?!

対局に遠征があるの??!!

 

と、将棋の世界にまったく無知な私はすっごくビックリでした。

 

どうやら対局している部屋とは別の部屋で観客は対局を見守るようで、対局がおわるとその部屋に聡太くん(と、たぶんお相手も)来てくれて、お話を聞くことができるそうで、そのチケットが取れない、ということみたいな。

 

ほおおおおお!!!!

 

知らない世界を知ることは面白いです。

そうかー、将棋の世界もスケートの世界のようにチケット争奪戦がおこなわれているんだ…。っていうか、藤井聡太くん、すごい人気なんですね。きっと私が思っている以上に将棋界ではすごい存在なんですよね?スケート界の羽生くんみたいな存在でしょうか???

 

あと、いま、会社の後輩ちゃんが韓国俳優にハマっていて、すっごい熱心に話してくれるので、それを聞くのも楽しいです。私も大ちゃん(フィギュアスケートの高橋大輔さん)にハマっていたことがあるので、気持ちはわかるし。「あおいさんも、このドラマ見て、一緒に〇〇くんにハマりましょうよ~」って勧誘までしてくれます(笑)。そういってくれるのはありがたいけど、なんかもう何かに命がけでハマるのってちょっと怖いんですよね。生活がそれ中心になっちゃって時間もお金も制御きかなくなっちゃうし、もちろんそれが楽しさであるのもわかるんですけど。。。もしそのお誘いを受けて本当にハマってしまったら、その子と仲のいいときは楽しいかもだけど、もし仲が悪くなったり、どちらかが先に推しから卒業しちゃったときに気まずいし、ましてや仕事が絡む立場だとうまくいかなくなった時にやりづらいしね。そこは慎重に丁寧に「今はすべての推し活お休み中なんだ~」とさらっと交わして、彼女の熱い思いの聞き役に徹しています。でも話を合わせるためにお勧めのドラマはそのうち見てみてもいいかな?とは思っていますが。(え?危ない?w)

 

…すべての推し活お休み中…は少しホントで少し嘘。

 

スケートや大ちゃんはまだ好き。PIWは見に行く予定だけど、遠征はお休み中。本も予約してないし有料配信も見ていない。もちろんグッズも買っていない。番組出演はことごとく見逃してる(爆)!これでは推し活とは言えな気がする…。国内の地方大会や海外の試合はリアタイすることはほぼ無し。でもいちおう結果だけはさらっと追っているから、スケオタとは名乗れないライトなスケートファンレベルかな。「野球」や「横浜DeNAベイスターズ」は好きだけどもう何年も球場には行ってない。でも応援ユニフォームやグッズは持ってる(昔のだけどね)。「文房具」も好きだけど、なんでも買うわけじゃないしむしろ自重気味。好きなアーティストもいるけど毎回ライブに足を運ぶほどでもない。今は「薬屋のひとりごと」「葬送のフリーレン」は好きだけど、グッズを買いあさったりポップアップショップに行ってはいない。でも行ける範囲で原画展があるなら行きたいし、もうすぐ発売される薬屋のイラスト集は欲しいなと思っている。原作や漫画は全部集めたいけど、声優さんのイベントなどには行かないと思う。今は派生して古代中華の歴史が気になるところ。「平安時代」は好きだし、貴重な国宝展が地方であれば行ってみたいとは思うけど、この時代が好きで「推し」っていうのはちょっと違う気がする、あえていうなら「時代推し??」(苦笑)。うーん、どこまでが推し活なのか、今はちょっと自分でもよくわからないな…。

 

会社の後輩ちゃんは、ファスナー付きの手帳のようなポーチに、たくさんの推しの写真やアクリルスタンドなどの推し活グッズ一式を入れて会社にも持ってきてました。いつも持ち歩いているようで、仕事中も机に並べているようです。めっちゃ目をキラキラさせてそれらを見せてくれて説明してくれます。後輩ちゃん、結婚して子供もいるし仕事も忙しいのに時短で働いててとても頑張り屋さんなのに最近体調があまりよくなくて辛そうだったけど、推しが出来てからキラキラオーラが出てるので、心の支え?が出来て良かったなって思います。あ、家族ももちろん支えだろうけど、たぶんそういうのとはちょっと違うんですよね、きっと。

 

そんなわけで、私の推し活事情は微妙だけど、人の推しの話を聞くのは、私の知らない世界を教えてもらえるようで楽しいです。

 

大ちゃんにハマって推し活していたあの頃のみんなは、今はどんな推し活をしているのかな??一緒に推し活していたころをたまーにでも懐かしく思い出してくれていたら嬉しいなと思う今日この頃です。