こんにちは
月は5月になり、一年が半分を過ぎようとしています。
半年後にはまた海苔のシーズンがやってきますが、ちょっと気が早かったでしょうか(笑)
さて、昔海苔は手作りで作っていたことをご存じでしょうか
近年はコンビニ、外食などの需要の拡大と機械化が進んで、手作業で海苔を作っているところはほとんどありません。
そこで、今日はその手作業にに50年ぶりに取り組んだ内容の記事をそのまま掲載します。
熊本県宇土市住吉地区にある住吉漁業協同組合では、伝承の技「手漉き」による海苔づくりに、50年ぶりに取り組んでいます。
手作業で行われる「手漉き海苔」は、1枚1枚、ていねいに手漉きし、木枠へとはめ込む、こだわりの技法。1日に千枚しかつくれない、希少で贅沢な有明海の海苔に仕上がります。
住吉地区の海苔師によって甦る伝承の技「手漉き」
有明海で美味しく育った生海苔を細かくし、海苔師の手によって、ひとつひとつ、ていねいに、木枠の中へと漉かれていきます。伝承の技「手漉き」は、海苔師による手仕事。1日につくれるのは、たった千枚という、希少で贅沢な有明海の海苔に仕上がります。
海苔のはしが、ふぞろいなところが、本物の「手漉き海苔」のあかし。
伝承の技によって、新たに命を吹きこまれた「手漉き海苔」は、絹のような柔らかい口どけ。有明海の潮が香り、海苔本来の磯の風味がふんだんに味わえる有明海の海苔。新芽の生海苔の収穫時期には、さらに、上品なあじわいの海苔へと仕上がります。
「手漉き海苔」は、1枚1枚ていねいに、手漉きした海苔を、自然の陽の光の下で「天日干し」するこだわりよう。
有明海の生海苔が陽の光を浴び、こだわりの「手漉き天日干し海苔」へ。
港のそばに並べられた手漉きの木枠は、みごとな景観。昔は、海のそばでは、よく見られていた光景も、今では、なかなかお目にかかれなくなりました。
海苔のシーズンになれば、このような太陽によって、乾燥していく過程で、「海苔が鳴く」という貴重なシーンにも出会えますよ。
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