こんにちは、
作本海苔店です
ごはんのお供に海苔が欠かせないことは、様々なかたちでこのブログにてお話してまいりました。
海苔自体もそうですが、海苔を加工してごはんのお供になっているもっともポピュラーなものがあります。
それは、ふりかけです。
ふりかけとは、…?
ご飯にふりかけて食べるのが名前の由来である事から、赤飯などで使うごま塩や、梅干しを漬けた後の赤紫蘇を乾燥させて細かくしたものも、ふりかけの仲間に入る。他にも、ふりかけた後にお茶をかける「お茶漬けの素」や、ふりかけた後ご飯に混ぜ込んで使用する「おにぎりの素」などに、ふりかけとほぼ同じ製法のものがある。
梅干しを漬けた後の赤紫蘇を乾燥させて細かくしたもの
ふりかけの製法
一般的なふりかけの製法は、原料を粉砕し調味料で味付けしたあと完全乾燥し、他の具などを混ぜ合わせフレーク状に仕上げる。ほとんどの商品では、味の中心となる具に海苔とゴマが加えられており、最近では風味が豊かなことからフリーズドライの原料を用いることもある。
(生ふりかけの製法とは別)
歴 史
ふりかけの起源については、美味滋養を目的として大正時代から昭和初期にかけて数ヶ所で考案されたといわれており、業界団体の全国ふりかけ協会では、熊本県で売り出された「御飯の友」という商品を、ふりかけの元祖として認定している。小魚を尻尾も内臓も問わず粉砕して、一種の栄養補助食品と成したことで軍隊でも重宝された。子供のための食べ物になったのは、戦後しばらくしてのことである。
ふりかけの元祖とされている
「御飯の友(フタバ)」
※インドは、日本と同様にごはんに豆類と各種スパイスで作られたふりかけ状のものをかけて食べる習慣があります。
栄養成分が高く、美味しくて健康にいい「ふりかけ」は、日本の家庭の食卓には欠かせない食べ物です。
地域のふりかけの発掘と、ふりかけ全体の更なる発展と可能性のために「B1グランプリ」ならぬ“ふりかけ版グランプリ”が開催されました。
地域のふりかけの発掘と、ふりかけ全体の更なる発展と可能性のために「B1グランプリ」ならぬ“ふりかけ版グランプリ”が開催されました。
グランプリの詳しいことは、こちらをクリック
国内のふりかけ文化が海外にも波及し、いまやさまざまなイベントや展示会に数多く出展され、日本食ブームと相まって幅広く認められています