このブログは本来犬ブログであり、またブログ上で私の憤懣を公表したり、人の悪口を書くことは不本意なのですが、今日はどうにもこうにも腹の虫が収まらないの事がありましたので書かせていただきます。

不愉快なことがお嫌いな方、人の喧嘩に興味がない方はスルーして下さい。



現在私達が住んでいる家は、2004年に新築の建売を購入したもので、南北に市道を挟んで向かい合った9件ずつが、東西に2列あり、全部で36世帯がほぼ同時に入居しました。

10年近い間に何世帯かの入れ替わりはありましたが、うちの向こう3件と両隣は同じ家族が住み続けています。

今とても困っているのは南隣の奥さん「M」についてです。

入居時期はMのほうが数日早かったので、ちゃんと挨拶にも行き、別に深くかかわる気もまったくなかったので、外で出会ったら挨拶する程度のごく平凡な付き合いをしようと思っていました。

ところが入居して数日経った頃、外で近所の人とMが話していたのですが、元々声の大きいMがさらに声を大きくして「子供さんのいないところには気をつかうわ。」と言ったのです。

うちは結婚当初から子供は作らない約束だったので、痛くもかゆくもなかったのですが、ご近所には若いご夫婦も多く、当時は子供さんのおられない世帯も結構あったので、「まぁ、なんと思いやりのない事を聞こえよがしにはっきりと言う人やなぁ。」と思いました。

その頃Mには3歳くらいの女の子「Cちゃん」がいて、育児ノイローゼだったのか何なのかよく分かりませんが、大きな声でCちゃんを怒鳴りつけては泣かせていました。

Mとうちとの間は1メートルも離れておらず、境界にはブロックが1段あるだけで、お互いの家の中の音がよく響いて、ちょっと大きな声をだすと筒抜けなのです。

時にはMの怒鳴り声のあとに「ドシン」と音がしてCちゃんが「痛い痛い」と叫んでいることもちょくちょくあったので、児童虐待かと真剣に心配しました。

翌年さくらが家族になって、Mや他のご近所の方が外にいるときに、挨拶がてらさくらを見せ、Mにも「犬がうるさかったりご迷惑をおかけするような事があれば仰って下さいね。」と伝えました。

ご近所の皆さんは好意的に迎えて下さり、子供たちもさくらをなでてくれたりして一安心だったのですが、Cちゃんがさくらに近づこうとすると、Mが「あんたはさわったらダメ。アレルギーなんやから。」と言い、私に「うちの子はアレルギーで、すぐに皮膚がみみず腫れになるんです。」と言いました。

私は、それは犬アレルギーの症状ではないんじゃないかなと思いましたが、専門家ではありませんし、以降はさくらをCちゃんに近づけないように注意することにしました。

それからしばらくして、どういう理由かまったく分からないのですが、私や主人が家のおもてで何か作業をしていると、まるで監視していたかのようにMが外に出てきて、色々話しかけてくるので、少し気味悪く感じるようになりました。

ある時などは、私が自分の家の周りの雑草抜きをした数日後に、Mがいきなり「草、抜いときましたんで。」と私に言ってきました。

確かに、Mの家の周りは雑草が伸び放題ですごい事になっていたのが、きれいになってはいましたが、何でそれをうちに報告する必要があるんでしょうか。

まぁ世の中には色々な人がいるもので、少し普通の人とは感覚が違うんだなぁとなるべく気にしないようにしました。

そうこうするうちにCちゃんも大きくなり、子供のお稽古ごとの定番でピアノを弾くようになりました。

最初は小さなキーボードでしたし、気候の良い時期はお互い窓をあけっぱなしにするので音が響いて正直少々迷惑気味でしたが、子供さんのすることだし、すぐに飽きるかもしれないから我慢しようと思いました。

しばらくすると本気でやる気になったのか、アップライト(縦型)の本格的なピアノを、あろうことかうちに面した壁にピッタリくっ付けて設置されました。

ピアノの構造に詳しい方なら理解して頂けると思いますが、アップライトピアノは弦をハンマーで表側から叩いて音を出すので、出た音はピアノの後方、つまりうちの家側に大きく響いてくるのです。

安普請の家なので、窓を閉めていても、うちの中のどこにいてもピアノの音が聞こえてきます。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、主人は24時間勤務のシフトで仕事をしているので、泊まり勤務明けの時は、帰宅後に睡眠の不足分を家で昼寝をして補っています。

私はピアノの真裏にある部屋を寝室にしており、主人のいないときは殆どその部屋で犬達と過ごしています。

そんな時に響いてくるピアノの音…。
真夏でもエアコンを付けずに窓を開け放して弾いています。

うちの家庭事情などはMには関係のないことなので、それでも数年は我慢していました。

が、Cちゃんも最近は難曲を練習するようになり、同じ曲を延々と繰り返し練習するのですが、数十分しか弾かないのでちっとも上達しません。

毎日毎日下手くそな演奏を聞かされるので、私も少々ノイローゼ気味になってきました。

実は私も幼稚園から高校までピアノを習っており、一応電子オルガンの講師資格も取ったことがあります(更新しなかったので資格はなくなりましたが)。

ですので、余計に下手な演奏は耳障りなのです。

でも隣同士でもめるのはイヤだったので、Cちゃんの練習中はCDをかけたりしてやりすごしていました。

毎回私がCDをかけるので、小学校高学年のCちゃんも流石にうちが迷惑していることに気付いたらしく、練習を嫌がることもあったのですが、その度、Mに何か怒鳴りつけられて無理やりピアノを弾かされていました。

Mは昔、Cちゃんがよその子に泣かされて帰って来た時、「やられたらやり返しなさい。」と怒っていたので、うちがピアノに迷惑していてCDをかけていることでCちゃんが練習を遠慮していることに腹を立てていたのだと思います。

この時点で、普通の大人ならうちがピアノの騒音で迷惑していることに気が付いていると思うのです。

それからも練習は続くのですが、近頃不思議なことに主人が家にいるときはピアノの練習をしなくなりました。

でも私一人の時は練習をするのです。

私のノイローゼ状態はだんだん限界に近づき、ピアノの練習をしている間はこちらもメトロノームを窓の内側に置いて鳴らすことにしました。

いやらしいやり方ですが、何かアピールをしてないと人格が崩壊しそうだったので…。

この間に一度、市役所の環境保全課にピアノの騒音について相談しようと思い問い合わせましたが、先方と直接話し合った上で何も対応がされない場合にしか、行政も動くことができないとのことでした。

持病のうつ病の治療のために月に一度通っている精神科の先生にも、こういう状態で困っていますと相談したところ、話は聞いて頂けましたが、先生曰く、そんな変人のためにお薬の量を増やすのもどうかと思いますよとのことで、昔ピアノの騒音トラブルで殺人事件がありましたけど、とにかくそういう愚かな真似だけはくれぐれもしないようにと念を押されてしまいました。

話は変わりますが、以前犬を通じて知り合った人で、散々犬のことや何やらで振り回された上に、ウソばかりつかれたので精神的に参ってしまい、今は絶縁状態にしているJと言う人がいます。

先日、その人がブログに、ある可哀想な犬のことを載せていたのですが、その犬の飼い主について、「うつ病か、何かの精神病じゃないか」と書かれていました。

そういった病名は医師が診断して初めてつくものでありますし、ある意味精神障がい者に対する差別的な発言とも受け取れます。

Jさんには私がうつ病であることを最初に告げているのでご存じのはずなのですが、絶縁状態になっているので、その文章を見て傷つく人間がいるとは考えもしないのしょうね。

話を戻します。

紆余曲折あって、色々私も考えましたが、結局一度はMと直接話さないとどうしょうもない事が分かったので、本日、勇気を持ってMの家に行きました。

以下、その時のMとの会話です。


私  お宅のピアノで迷惑しているんですけど。

M  前に窓越しにうるさいと言われたから9時以降に弾くようにしてますが。

   (この時は7時台に弾いていたので、「近所迷惑ですけど」と怒鳴った。)

私  時間の問題じゃなくて、音自体が迷惑なんです。何度も「うるさい」って言ってるでしょう。

M  朝に注意された時は聞こえたけど、それ以外は聞こえませんでした。

私  お宅が子供を叱る声がうちまで丸聞こえなのに、私の声が聞こえないはずないでしょう?

M  本当に聞こえなかったんです。

私  とぼけるんだったらそれでもいいです。とにかくピアノの音がうるさいので何とかして下さい。

M  本当にに聞こえてなかったんです。それなら言いに来てくれはったらよかったのに。

   (だから今言いに来てますやんか)

私  だいたい何でウチにばっかり嫌がらせをするんですか?

   駐車場の車を道路にわざとはみ出させて、うちの車を出しにくくして。

   (うちのガレージとMのガレージは前の市道に垂直に隣り合っているのでMの車がはみ出ている分ウチの車を出すときにMの車に当たらないよう大回りしなければなりません。)

M  うちは奥まで入れられないからしょうがないんです。

   (最初はちゃんと止めていたのに、ガレージに面したサッシの前に使いもしない縁台を付けたからです)

私  お宅の植木が境界線を越えてうちにまで伸びてきて、うちのクーラーの室外機にまでからみついてたのに、私が片づけるまで知らん顔してたでしょう。

M  悪いなぁとは思ってたんですけど。

私  悪いと思うんならちゃんとして下さい。

M  …。

私  ピアノだって、わざわざウチのほうの壁にぴったりくっ付けて置いて。私はピアノの置いてある部屋に面した部屋で1日過ごしているんです。だいたいご近所トラブルの原因の一位二位がピアノの騒音ってこと知らないんですか?

M  ピアノを弾いてるのはウチだけじゃありませんけど。

私  今はお宅とウチの話をしているんでしょうが。

M  じゃあうちの子にピアノを弾くなと言うんですか?

私  そんなことは一言も言っていません。 防音対策をするか、サイレントピアノやヘッドホンで聞くとか色々方法があるでしょう。

M  ご主人はいついらっしゃるんですか?

私  今、いますけど。

M  じゃあ、ご主人と3人で話をさせて下さい。

私  分かりました、呼んできます。

M  今から子供の習い事があるんで、帰ってきてからそちらに行きます。

私  そうですか、じゃぁ待ってます。とにかく何か対策をして頂かないと市役所の方に相談させてもらいますから。

待つこと3時間。

隣で声がしているのに中々来ないので何時まで待てばいいのか聞きに行くことに。


私  主人と話したいとおっしゃるからずっと待っているんですけどいつまで待てばいいんですか?

M  今スイミングから帰って来たところで、お昼御飯もまだ食べてないんです。

私  じゃあ、あとどれぐらいかかりますか?

M  何時頃に出かけはるんですか?

   (出かけるなんて言ってないですけど)

私  何時でも待ちますからどれぐらいかかるのか教えて下さい。

ここでMの母登場

母  何やのん。

M  話があるから待ってもらってるねんけど、まだお昼も食べてないし云々。

母  そんなんいいから、待ってもらっているんやったら早く行きなさい。

M  そしたらすぐ行きますけど、顔だけ作らせて下さい。

   (お化粧したいってことね。うちの旦那にすっぴんは見られたくないってか。)

待つこと数分。

Mとその母登場。

主人がまず応対。

M  お待たせしてすいません。

主  いえ、あの申し訳ないんですけどピアノの騒音で困っているんでなんとかしてもらえませんか。

M  昼間に弾くようにしていますし、なるべくお留守の時に弾くようにしているんですけど。

   (やっぱり、うちが迷惑してるの分かってるんやんか。)

主  いえ、時間帯がどうという話ではなく、音そのものを聞こえないようにしてほしいんです。

私  ピアノの音は法律上、生活音とは認められていないんですよ。

母  ご近所なんですからお互いさまと言うことで云々。

私  ええ、ですから我慢できることはさせてもらっています。Mさんにも我慢してもらってることはあると思いますが。

主  僕もご近所ともめるようなことは言いたくないんですよ。仲良くしたいんです。

母  そうですよねぇ。

私  さっき、Mさんは私の声が聞こえなかったと言ってはりましたけど、ピアノを弾いてるCちゃんには聞こえていたと思いますよ。

母  そうでしょうね。Cは何も言いませんけど気を使っていると思いますよ。

私  はい。ですからCちゃんに伸び伸びとピアノを練習してもらうためにも、何か対策を取って頂きたいんです。縦型ピアノの音は構造上後ろに響くようになっているので、うちの中のどこにいても音が聞こえてきて困るんです。

母  ピアノとお宅はどれぐらい近いの?

   (と言いつつ、うちとMの家の間隔をみて黙り込む母)

母  私にも娘が4人いて、長屋の借家ぐらしで子供にピアノを弾かせていたけど誰にも文句は言われませんでしたよ。

主  それは良かったですねぇ。

私  ご近所とのご関係がうまくいってはったんですねー。よかったですねー。

   (私も子供のころピアノやってたけどクレームはなかったよ。昔は騒音に対して寛容だったからね。でも今は時代が違うの。)

主  とにかく、Cちゃんのためにも何か対策をして頂けませんか?

母  その防音設備なんかはどこへ聞けば分かるの?

主  ピアノ屋さんに行けば教えてもらえますよ。

M  でしたら何時から何時までだったら弾かせてもらえるんですか?

主  いえ時間の問題ではなく、音さえ出ないようにしてもらったら24時間いつでも好きな時に弾いてもらってかまわないんです。

M  ちゃんと窓も締め切って配慮はしてるつもりなんですけど。

私  夏場は窓を開けっぱなしで弾いてるじゃないですか。

M  えっ、そうやったかな。コンクールのときやったからかな。

   (あまりのおとぼけぶりにだんだん可笑しくなってきたよ。お母さんの前でウソがすぐばれたから恥ずかしかったやろうね。)

M  じゃあ、お留守の時に弾かせるようにしますから、何時にでかけはるか教えて下さい。

私  お宅もそうでしょうけど、いつ出かけるかなんてその日によって違うでしょう。

M  1日に15分だけでもだめなんでしょうか。いつだったらいいんですか?

母  この方たちは時間のことをおっしゃってるんじゃないのよ。

M  何時に弾いたらいいのか決めて下さい。

主  それは僕には決まられません。他のご近所で迷惑されている方に対して、うちが勝手に何時に弾いて良いということは言えませんので。

M  他の家からは苦情はきていません。

主  まあ他の家の方がどう思ってはるかは分かりませんけど。

母  だから、時間の問題じゃないんでしょう。

M  その防音対策ってお金がかかりますよね。うちにはそんなお金はないんです。Cももうすぐピアノのコンクールがあるし、中学受験もありますんで。

   (たいていのお金に余裕のある人は、自分の欲しいものや、やりたいことに使うお金はあっても、人さまのために使うお金はないと言うねぇ。)

私  一度Cちゃんがピアノを弾いているときにうちにいらして下さい。どれぐらいの音がするか分かってもらえると思いますんで。

母  じゃあ、MとMの旦那さんとで、今度上がらせてもらいなさいよ。

M  …。

   (自分で確認しちゃったら何も言えないもんねー。)

この後しばらく、何時だったら弾けるのか、時間の問題じゃなくて音が問題なんだという不毛な会話が平行線状態で続く。

結局、ピアノの場所を置き場所を変えるということで話がまとまりそうになるが…。

主  では、一度場所を変えて頂いて、それでも音が聞こえるようだったらまた話させてもらいます。

母  そうさせて頂いたら?

M  でもねお母さん、ピアノの音は響くから云々

主人がピアノを動かしても音が聞こえるようだったらまた話に来るということに怖気づいたのか、母親に色々屁理屈をこねて納得しないM。

M  お宅には子供さんがいてないから分からないと思いますけど…あっ、いえ、だから子供さんがいてない人が悪いとかそういう意味じゃないんですけど。
  
   (突然何を言い出すねんこの人は。さすがにMの母もあきれとった。)

M  ピアノの音って一度騒音やと思ったらずっと騒音になるんですよね。

主  いえ、別にたとえばお宅のテレビからピアノの音が聞こえてきても、それにまで苦情を言うとかそんなんではないんですよ。子供さんが道路で騒いでようと泣いていようとそんなことにまでうるさいとか言っているわけじゃないんです。

M  じゃあ、お宅とは反対側の壁のほうにピアノを置いて、戸を閉めて弾くようにします。

主  分かりました。

母  そうしなさい。

M  でもそれでもうるさかったら云々。

母  もー、一度やってみてからの話でいいじゃないの。

   (最終的には母親もうち側について3対1になった。)

結局うちとは反対のSさん側の壁にくっ付けて置き、戸を閉めて弾くということで一旦は終了。

主  うちはそれでいいですけど、今度はSさんのほうに迷惑がかかりませんか?

M  大丈夫です。Sさんのところには娘さんもいてるしピアノも弾いてはるから置いてもいいよって言ってくれてます。

   (いつどんなシチュエーションでSさんにそんなこと言われたん? もし本当にSさんからOKが出ているんやったらその時にピアノの置き場所をかえてくれたら良かったんと違う?)

Mは今週中にピアノを移動させると言いましたが、Sさんに対して、うちがSさん側に置けって言ったからとかいうウソをつくんじゃないかと心配です。

以上の会話は、多少前後が間違っているところがあるかも分かりませんが、100%実際の会話です。


最後までお読みくださった方、私憤にお付き合い頂きありがとうございます。
これをお読みになって不愉快な気分になられた方にはお詫び申し上げます。