大内義昭さんご冥福をお祈りいたします

私が、高校を卒業した頃

兄が住む北九州の小倉に遊びに行った時です。

小倉駅で大内義昭さんの『Memorise』という曲を耳にしました。


「大内義昭さんといえば『愛が生まれた日』を歌ってる方だよ」

「今拠点を東京から北九州に移し、音楽活動を活発に行っていて

北九州市政３５周年記念ソングを歌っているんだよ」っと兄に教えてもらった。

私はお気に入りの曲となり毎日聞いては練習に励む日々が続きました。

ある日、兄の紹介で大内さんご本人とお会い出来る機会があり

ご本人の前で歌わせていただくことになりました。

その日をきっかけに、当時大内さんが学院長を務める

九州アーティスト学院への入学が決まりました。

大内さんご本人から２年間

たくさんのことを学びました。

作詞、作曲、ボイストレーニングに至るまで

本当に楽しい学院生活でした。

学校を卒業してからは

大内さんが社長を務める音楽制作会社I'm Hereにお世話になりました。

東京での歌の仕事があると

北九州から東京へかなりの長距離を、大内さん自ら運転し

たくさんたくさん会話をしながら移動したことも多々ありました。

北九州博覧祭や数々のライブをご一緒させていただきました。

北九州生活で約４年間

大内さんはたくさんの愛を下さいました。

悲しくて悲しくてたまりません。

大内さんの素敵な歌声大好きです。

さくみ～最近歌はどうなん？なんしよん？

なんしよんかちゃ！今度俺のあの曲歌っていいば～い！

北九州弁でとても優しかった大内さんを今でもはっきりと覚えています。

癌とわかった時も

自ら大変な闘病生活の中でありながらもメールをくださり

１日１日を楽しく過ごしています。

残された命を全うし、１曲でも多くの音楽を世の中へ送り出したい。

いつでも帰っておいで

北九州でライブしようよ！企画するから！

っと病の中でも日々音楽を愛し

遠く離れている私のことも気遣ってくださり本当に感謝でいっぱいです。

大内さんの事務所を離れ、約１５年の時が経ちました。

６月には大内さんの事務所をきっかけに出会うことができた

近藤先生とライブイベントを行います。

大内さんの歌、音楽の教えを胸にしっかりステージを努めます。

今まで本当にありがとうございました。

大内さんに出会うきっかけとなった兄が他界してから８年

天国の兄をどうぞ宜しくお願いします。

大内さんゆっくりと休んでください

心よりご冥福をお祈りいたします。

感謝☆

さくみ☆

学院の卒業ライブでの大内さん。

とっても素敵な笑顔。

赤パンロングヘアーの私