前のブログの続きとなります。

 

相変わらず汚い話や辛い話盛りだくさんなので、お食事中や苦手な方はご遠慮下さい。

 

 

イレウスと診断されてからは地獄の治療が始りました。

嘔吐し続ける中、すぐにイレウス管という管を鼻から小腸まで200cmも入れる処置です。

レントゲンを見ながら管を進めて行くのですが、胃、腸はクネクネしているため、何度も引き戻してはまた進めていくのです。

 

多分1時間位かけて管を入れ、その状態のまま1週間24時間過ごしました(もちろん絶飲食)

首の向きを変える、話す、唾を飲み込むたびに喉や胃?に管があたり、夜もまともに眠れない日々でした。

本当に辛かったですが、おかげで嘔吐は治まりました。

 

イレウス管により腸内を減圧&溜まった消化液などを排泄するというものですが、最長1週間までしか入れておくことが出来ず、良くならない場合は手術になると言われていました。

そして残念ながら手術となりました。。。

 

長くなるのでここからは割愛しますが、手術は無事終了。(そこら中が癒着していたとのこと)

ただ今回の手術でまた新たな癒着が起きる可能性も高いとのことでした。

 

手術自体はその後の傷の痛みが辛かったですが、イレウス管治療に比べれば全然楽だったので、いっそ最初から手術にして欲しかったほどです。。。

 

術後はわりと順調に回復し、重湯、流動食→3分粥、流動食→5分粥、きざみ食→全粥、軟食と数日毎に上がって行き、入院から約1ヶ月となる昨日、無事退院することができました。

退院の日もまだ全粥、軟食だったのと、ネットで色々調べたところ食事の注意点がかなり多いので、こちらから頼んで栄養指導を受けました。

 

栄養指導で頂いた、食べて良いもの、控えた方が良いものの一覧です。

見て頂ければわかるように、ダイエットでは勿論、ダイエット関係なく健康的に良いとされる食材の多くがNGとなっています。

玄米・ライ麦パン(ふすまパンも)などの小麦粉以外のパン、おから(パウダーも)、大豆、こんにゃく、セロリ、もやし、切り干し大根、きのこ類、海藻類(ひじきも)などなど。

私がダイエット中、好んで毎日のように食べていたものばかりです。

 

ダイエットを開始して10ヶ月、ほぼ毎日食べていましたがイレウスになったのは今回初めて。

たまたま疲れていた、ストレスが溜まっていたからなのかもしれませんが、今回の地獄のような治療の日々を考えるともう食べることが出来ません。

 

栄養士さんからも、体調が落ち着いたらNG食材もほんの少しずつ食べ始めて、自分に合う合わないを見極めていくのが良いとは言われましたがそんなチャレンジをする気にもなりません。

 

勿論開腹手術をした人全員がイレウスになるなんてことは無く、でも運みたいなもので、術後10年経って発症する人もいるそうです。

そして1度発症すると何度も再発する人が多いと。。。(1ヶ月に1度運ばれてくる人もいるそうです)

食べ物にいくら気をつけていても、再発する人は再発するとも。

でも再発は二度と嫌なので、勿論食べ物には気を付けます。

正直、こんなに食べない方が良いものが多くて、旅行などどうすれば良いのか・・・とも思いますが。。

(年末年始、6泊7日で旅行予定)

 

食物繊維を積極的に摂ることで便秘解消にもなるし腸閉塞になりにくいと思い込んでいた私。

もしかしたら開腹手術を経験された方の中にも、同じように思っている人がいるかもしれないと思い、ブログに書かせて頂きました。

 

気にしすぎるのも良くないとは思いますが、今一度自分の体と食べ物、見直すきっかけになって頂ければ幸いです。

 

1ヶ月もの入院となってしまいましたが、更に2週間自宅療養し、23日から仕事復帰予定です。

その間、今後の食生活(持参するお弁当含め)についても考えて行きたいと思います。

 

ダイエットは一旦中断し、入院生活で一気に落ちてしまった体重や筋力を一旦ゆっくり戻して(増やして)いきたいと思います。

ダイエット日記では無くなってしまいますが、日々食べたものなど備忘録として書いていくかもしれません。

 

長文、大変失礼致しました。

落ち着いたら皆さんのブログにも遊びに行かせて頂きます。