こんばんわ♪
そして千秋楽。満員御礼。
千秋楽は特に補助席までも満員の中、フィナーレを迎えることが出来て感激でした!!
何度も何度も来てくださった方や、遠くから来てくださった方、見に来てくださった全ての方、関係者の皆様、本当にありがとうございました!!
この舞台は本当に、学びと感謝の宝箱。
今まで色んなジャンルのお仕事をさせて頂いた中で、芝居にもっと力を入れたい。学びたい。だったらやっぱり舞台だ。そう思った時に珍しく事務所から舞台のオーディションの話が来た。
今まで"オーディション=印象に残らなくちゃ"だったからいつも特技のフォーク曲げを披露して、合格になる事が多かったんだけど、それは私の演技に合格を貰ったわけじゃない。本当にお芝居して食べて行きたいなら演技を見てもらわなきゃ!
そう思って初めてフォーク曲げを封印して演技審査のみに力を入れた結果…合格したのがこの舞台でした。
初めて自分の実力が認めてもらえた気がして嬉しかった!!
でも今までみたいにマジックが出来る役とか、現在の自分に少し足したような役とは違って、初めての関西弁だったり、未知の経験をしている全くの別人で…他人を演じるって、覚悟はしてたけどすっごく難しかった。
稽古中の記事の中でも話してるけど色んな壁にぶつかった。
本当にこの仕事がしたくて掴み取ったのにうまく出来なくて…すっごく悔しかった。
でも泣きながら、すっごく楽しかった。
ドMなのかな。笑
だって私の役は難しいって監督もキャストも皆が言うっちゃもん。てことはこれを乗り越えられたら絶対成長出来るし、何が見えるんだろうって泣きながらワクワクしてた。そんな役を任せてくれたのもすっごく嬉しかった。
壁を壊せた気がしたのは稽古最終日近くだったなぁ。急に降りてきた感じだった。それからは楽しくて楽しくて、本番中は役に酔いしれてました。笑
最初に旦那に浮気されたって号泣して出てくるシーンでは、ギリギリまで映画版「パーマネント野原」の小池栄子さんが浮気現場をじぃーっと手を叩きながら見つめるシーンを思い返してイライラと悲しい気持ちを高めてたり。
いきなり大笑いしながら舞香ダンスを踊る所は、その前のシーンでかの子達が同じ踊りを踊るからその日のテンションを裏で確認して真似して入ったり。
ちなみに言うとあれねぇ、稽古最終日の終了直前に監督に「さくまも踊ろうか」て言われて急遽ついた演出なの(笑)
しかも「みつ子→かの子→一太二太の順に伝えていった設定だから一番うまく踊れ」って言われて…EXILEさんのバックダンサー経験者の柳ゆり菜よりうまく踊れと!?((( ꒪⌓꒪)))と思ったりもしたけど…楽しかったなぁ(笑)
あ、それから気づいたかなぁ?
30秒くらいだけどルミ子のママの役もひっそりやっていたんですよ(*^^*)ふふ
この真っ白衣装に着替える所はすっごく早着替えで、裏であけみさん(宮崎京)に手伝ってもらっていつもバタバタだったけど"スンッ"て無気力な感じで入ってこなきゃいけないのが大変でした!笑
まゆちゃんを慰めるシーンとかの子を慰めるシーンでは思い入れも絶妙に違ったり。
まゆちゃんは不器用だなぁ~、でもわかるなぁ…て感じだった。
かの子は強がりで、ものすごく辛いのによく笑うからとっても切なくて…でも自分(みっちゃん)によく似てて…だから高校でも仲良しだったんだろうなぁと思った。
最後の歌はね…泣かないようにするのがすっっっごく大変だった。感情は入れなきゃいけないんだけど、入れ過ぎると泣いて歌えない。ここは悲しくても笑って力強く歌ってこそだから、その加減が絶妙で、ある意味一番難しいシーンでした。
この2ヶ月間、本当にみんな同じ方向を向いて、全員でこの作品を愛して作り上げて行きました!
みーんな超真面目!だからかな、普段から「真面目過ぎる!」ってバカにされる私にとってはとても居心地が良かったです(*´ω`*)笑
やっぱり役者っていいな。お芝居って楽しいな。好きだな。素直にそう思わせてくれたこの作品に、関わってくださった全ての人に、もう一度、ありがとうございました(^^)!!!!
舞台「ぼくんち」振り返りBLOG
おしまい。
、、、と思いきや!笑
おまけ♡
次は「ぼくんち」や「女の子ものがたり」のキャストとも楽屋裏で撮ったお写真達を公開しまーす( ´ ▽ ` )ノ♪