とある街の商店街
沢山人が行き交う大通りの、わきにある小さな細道
四角い石畳が均等に並び、
両脇には古い灯籠が規則正しく立っている
ただ真っ直ぐな道の先には、奇妙な家と二つの扉
二つの家が無理やりくっつけられたような見た目で
向かって左側が和風の平屋に暖簾の付いた引き戸の扉
右側が洋風の二階建てに立てかけのブラックボードとノブの付いた扉
暖簾とブラックボードには
刻樂庵
と書かれている
*
◆概要
表では小物屋と喫茶店を営み、裏では祓い処を営んでいる不思議なお店のお話。このお店は、人と人ならざる者が一緒に生活して、人と人ならざる者たちとの関係をつなぐために作られたものである。
(店の読み方は ときらくあん である)
◆住人
呪術師・祈祷師・陰陽師・霊媒師・結界師・祓魔師と呼ばれる限られた特別な力を持つ人間たち。
その、特別な力を持つ人間の筆頭と契りを交わした加護憑きと呼ばれる人ならざる者たち。
人間と契りを交わすことはないが、人間界と別世界を行き来する事ができるワタシモノと呼ばれる人ならざる者たち。
◆呪術師とは
人の持つ負の感情を視覚で認識することが出来る(見え方は人それぞれ)怨念や呪いを解くことも、掛けることも出来る。蛇の邪神の加護があり、自らが受ける呪いや怨念を半減しその分を自分のエネルギーへ還元できる。
筆頭:茨森 緑苑
加護憑き:蓮蛇姫
◆祈祷師とは
女性しかなることの出来ない役職。巫女とイタコの二種類に別れて、別々の役割がある。
巫女は、物を清める・憑かせる・力を与えることができる。
イタコは、自分の体の中に神様や霊を降ろして自分を通じて会話をすることが出来る。
化け狐の加護があり、対人に対する祈りの強化や占いの力を持っている。
筆頭:鬼怒澤 はなび
加護憑き:梨狐
◆陰陽師とは
式神や札、陰陽術を使って、霊や妖怪を祓う。
妖刀や対霊、妖用の武器を使い戦うことも多くある。
札を作ることにも長けていて、ほかの術師が使う札のほとんどは陰陽師が書いている。
薬師鬼の加護があり、治癒の札や治癒術の効力が強くなっている。
筆頭:海影 染鯉
加護憑き:つつじ
◆霊媒師とは
男性比率がとても高い役職。
物に宿った霊を自分の身体に移し体の中で浄化することが出来る。長期間に渡って身体に霊を入れていなくてはいけないため、体力と精神力が強い人間が求められる。
餓者髑髏の加護があり、浄化の速度を早める力を受けている。
筆頭:緋福 慶一
加護憑き:餓樂
◆結界師とは
場所や建物、自分のいる空間を浄化することや、大きく強力な結界を張ることを得意とする。
例外として結界師の筆頭となったものは異界の扉を開くことができる。異界の扉は結界師とワタシモノによって管理されている。
筆頭:緑青 薄華
加護憑き:蒼龍
◆祓魔師とは
世間ではエクソシストと呼ばれていることが多い。外国人が多く主にキリシタンがなる。
悪魔祓いを主にし、物理戦も詠唱も得意とする。
ペガサスの加護があり、肉体的な部分が強化されている。
筆頭:Serena=Albarn
加護憑き:シュヴァルツ
◆加護憑きとは
刻樂庵にいる術師の筆頭6人と契りを交わした、特別な役職の6名
種族はまちまちで、俗に神と呼ばれる者も居る。加護憑きの選ばれ方は時と場合によるが、大半は気分である。
◆ワタシモノとは
結界師のつなげている異界の扉を行き来することができる人ならざる者たち。友好的な者たちが多く、扉の管理や仕事の手伝いなどをしてくれる者もいる。
(随時更新)