包丁研ぎ教室に行って来ました。


釧路の株式会社アシストさんの二階のつながり空間まめさんでの教室でした。
丸甲金物さんが主催で講師は旭川で研師をしている中野由唱さん。
普段は日本刀も研ぐそうで少し緊張(^-^;
研ぐセットはこんな感じ。


水を張った桶に台となる木材を置いて、その上に砥石を置く。
先生の指導の下、研ぎ続けること一時間半くらい


刃こぼれしていた包丁はピカピカに研ぎ澄まされ、トマトだってスルスルと切れる包丁に生まれ変わりました。(研ぐは研ぎ澄ますが由来だそうです)
最後は研ぎ終わった包丁で試し切りした野菜を食べながら談笑。


先生に教えていただいたことで
贈り物に包丁を送るのは魔を断ち、未来を切り開くという意味が込められている。
といった貴重な話も聞けて、とても有意義な教室でした。


ここからは余談なんですが、包丁研ぎといえば僕は


山姥を思い出すのですが、包丁研ぎの行程としてはまず
刃を手前に向けて研ぎます。


そのあと、仕上げに刃を外側に向けて研ぎます(山姥スタイル)


今日は正しい包丁の研ぎ方と、僕がイメージする山姥は、包丁研ぎの仕上げをしているところなんだとわかりました。
また、出刃包丁の刃を外側に向けて研ぐときは完全に寝かす(砥石と平行)ので、山姥が持っている包丁は出刃包丁ではないということもわかり、少しショック?(^_^;)

最後に、よく切れる包丁は食材自体の味も美味しくするし、怪我の予防にもなります。
皆さんも砥石を使って、よく切れる包丁で快適に、美味しい料理を作ってみてはいかがでしょうヾ( ´ー`)