2月の検査入院中に、初めての肝生検をしました。
前回の外来で結果を聞いてきましたので、記録しておきます。
以下、「病理組織診報告書」の一部を転記します。
『T細胞関連型拒絶や、抗体関連型拒絶の所見は、明らかではありません。既存の胆管が萎縮調ではありますが、慢性拒絶の所見は明瞭ではありません。
繊維化は軽度です。ただし、中心静脈の周囲の肥厚と、その周囲の類洞の繊維化がやや目立って見られます。』
拒絶反応は見られなかったが、一部で繊維化が見られたということです。
『繊維化』の程度は、F0~F4に区分されるそうです。
F0は全く異常なし、F4は肝硬変などのレベル。
息子の繊維化はF1が中心で、一部にF2も見られた、とのことでした。
こちらが聞きたいのは、
で、それが意味するのは何???
ってことなんですけど、
先生からは「現時点で気にするようなことはありません。」という話しかありませんでした。
息子が生まれてから何度も
医学知識が欲しい!!!
と思いましたが、今回もまさにそう。
私が不安な顔で色々質問したので、「心配であれば、今できることは免疫抑制剤を増やすこと。」と言われ、薬を増やすことに。
朝晩0.4ミリ→朝晩0.5ミリになりました。
ちなみに、質問内容と先生の回答も、参考までに書いておきますね。
○健康な人も繊維化するんですか?
→しません。聞いたことありません。
○ドナーも繊維化するんですか?
→しません。
○移植後、繊維化はよく見られることですか?
→結構あります。ただ、これまでは肝機能が悪化した場合にのみ肝生検をしていましたが、最近になって問題ない人も肝生検をするようになりました。
なので、問題ない人も繊維化するものなのか、データがありません。
正直、肝機能が崩れたことがなく、何の問題もないだろうと思っていたので、
結構ショックでした。
息子は若くして肝硬変とかになってしまうのではないか・・・と不安になりました。
最近体も丈夫になってきて風邪すらひかないし、普通の子と何ら変わらないような気持ちになっていたけど、やっぱり息子は移植児なんだな、、、と思いました。
とは言っても、どうなるか分からない将来を不安に思って、悲観して生きるのは人生が勿体ないと思っています。
今を楽しく。今に感謝して。
この気持ちを忘れずに、明るく生きていきたいです