こんばんは☆桜子です。







人は具合が悪くて眠れない時に、とんでもない妄想をしがちです。







私『うへへ。いつかこの仇討ち日記が映画化されたら~(*´ω`*)』





私『私の役は福原遥ちゃry』










はい!妙な妄想はおしまい(笑)




今日のお話は、剣道部員だった吉川くんと再会した時の事を書きます。






吉川くん。あの時は長時間罵倒してごめんね。







◎吉川くんは桜子の罵倒に耐えた◎






泥沼道場の中田とやり取りしている最中だったかな??



川田くんが話題にチラッと出した元剣道部員の『吉川くん』の事が気になって、Facebookで検索してみました。



でもFacebookにはそれらしい人は見当たらず、吉川くんの事はそのままにしてたのね。







で、ある時Instagramに盛れてない写真(笑)を投稿してたら




私『ひょっとしたらこっちに居たりしてw』




と、何気なく検索してみたのね。








そしたら






吉川くんいた!(´▽`)




ってか割とすぐに見つけられたよ(笑)吉川くん。セキュリティ甘いよww




私『吉川⋯こいつ、ブサ島と一緒に居た雑魚だった気がする』




これは気のせいではない。




剣道部員っていつも一緒に行動してたし(なんだいこの習わしwww)

私がぶっ壊れていく様を見て笑ってた奴だ。








私に見つかったのが運の尽きだな吉川め( º言º)







で、私はダメ元でメッセージを送りました。






私『突然のメッセージで失礼します。もしかして2004年にゴミ山大学法学部と剣道部に在籍していた吉川くんですか?私、一時期だけ同じクラスだった桜子と申します。聞きたい事があります。差し支えなければ返信をお願いいたします』





10分後





吉『はい、ゴミ山大学法学部と剣道部に在籍していました。桜子さんの事はごめんなさい、覚えていません。剣道部の事は覚えていますが⋯』




私『そうですか、では『ブサ島がレイプした女』と言えば分かりますか?』








そしたらメッセージじゃなくて電話の方が鳴ったwww







吉『あ、突然電話に切り替えてごめんなさい。桜子さん⋯ごめんなさい、嘘ついてました。覚えてます』



私『やっぱり。あなたたち剣道部員って嘘つきですね。正直に仰って下さいな。あ、お久しぶりです(遅)』



吉『お久しぶりです⋯あの、実は俺は2年になる前に退学したので、正直あまり覚えてないのですが⋯ブサ島が『ヤッた』って自慢していた事は覚えています』



私『そうです、その桜子です。ってか吉川くん、あなたブサ島といつも居たでしょう??そんで一緒に私の事嘲笑ってたじゃないですか』



吉『ええ、ブサ島と一緒にいま⋯した。でも桜子さんの事を嘲笑っ⋯ごめんなさい。からかってました。』



私『私はね、別にアンタに謝って欲しくは無いのよ。でもね、さっきから聞いてたらハッキリしないのね。武道やってたのに保身に逃げるの?』



吉『ごめんなさい、あの、俺なんて言ったら良いか⋯あまりにも突然だったので』



私『突然メッセージ送った件については謝ります。驚かせてごめんなさい。で、吉川くんはブサ島の事を覚えてるのね?で、私にした事も認めるのね??』



吉『はい⋯てかブサ島の事をなぜ今更?』



私『話せば長くなるから手短に話すけど、私ね卵巣癌で余命宣告されてるの。んで、自分の残り時間を考えた時に、ブサ島にされた事がどうしても許せなくてさ、20年経ったけど仇討ちしたいのよ、ブサ島に。』



吉『え!!!なんかちょっと情報量が多くて着いていけないけど、、、桜子さん病気なの?』



私『そうよ、だから貴重な残り時間をブサ島の為に長く使いたくないの。サッサとケリつけたいのよ。で、私1人の記憶では限界があるから、こうして昔少しでも絡みがあった人に、ブサ島の情報を聞き漁ってるの。頭おかしいと思われるかもしれないけど、そうでもしなきゃ死ぬに死ねないからね』



吉『そうだったのかぁ⋯』



私『吉川くん、アンタも私に結構な事してたよね??』



吉『確かにしてたね⋯でももう20年も前の事だから時効にならないかな?』







その一言で、桜子にスイッチが入った。






私『てめぇ!!やった方もやられた方も時効なんかあるわけねぇだろ!!特にやられた方は永遠に心身に傷が残るんだよ!!』



私『私がどんな思いで20年間過ごしたかアンタには分からんだろうがな、こっちは死に物狂いで生きてきたんだよ!!』



私『何が時効だバカ野郎!!お前らに時効なんか一生来ねぇんだよ!!』



私『お前がどうして退学したか知ったこっちゃないがな、お前もブサ島とある意味では同類なんだよ!!』




吉『そ、そうだよね、時効は無いよね。ごめん。でも俺らもブサ島に逆らえなかったんだ』



私『は?だから許せと??てめぇさっきからいい加減にしろよ??ブサ島如きがそんなに怖いのかよ?!』



吉『いや、ブサ島は⋯俺らブサ島の事嫌いだったんだ』



私『本当だろうな(#`皿´)』



吉『それは本当!マジ!神に誓って本当です!!』



私『なら私に言う事あるんじゃねぇの?』








吉『桜子さん、申し訳ありませんでした!!』



私『許す(*^^*)』



吉『えっ早っ!(゚ω゚;)』




私『私はね、1度でもキチンと謝ってくれた人はどんな形でも許すよ。』



吉『桜子さん⋯あの、本当にごめんなさい。俺、バカだったからブサ島と一緒に居たら安心って思ってたんだ。アイツ、剣道部内ではトップレベルだったから⋯』



私『吉川くん、何でそんなにブサ島を恐れているの??』



吉『恐れているって言うか⋯ブサ島の人間性は最悪だったし大嫌いだったけど、剣道部のヒエラルキーって物凄くてね、俺は地方出身の大した実績も無い人間だったから、ブサ島みたいな上の人間には逆らえなかったんだ。もちろん周りの奴らもブサ島を嫌ってたし、アイツに人望なんて無かったのは本当だよ。』






私『ん?ブサ島ってそんなに偉いの?』







吉『剣道の強さだけで言ったら、新入生なのにヒエラルキーのトップレベルにいたよ。ブサ島はヒエラルキートップの先輩とかにはペコペコして『愛されキャラ』っぽくいたけど、俺らの事は完全に見下して⋯』






吉『今だから言えるけど、ブサ島のパシリになった事もあったし⋯桜子さんの変な噂(『簡単にヤレる女だぞ!』的な)を流したりもしたよ(´;ω;`)』






吉『勿論!!許されない事だよ!!桜子さんにいくら謝っても許して貰えないよ!!また保身に走ったって思われるけど⋯』




私『いや、確かに許さないけど、吉川くんのおかげで剣道部の裏側がよく分かったわ。ちょっと嫌な事聞くけど、吉川くんが退学した理由って剣道部絡み?』




吉『うん。単純に俺は頭も悪かったけど、地方出身者はそれだけで『しごき』の対象になってたからね⋯結局は逃げたんだよね。ってか、俺は逃げてばかりの人生だね』




私『私もそう思うけど(笑)吉川くんの場合はちょっと違うんじゃね??地方出身者ってだけで『しごく』なんて、そんな世界に無理して居る必要無いよ。吉川くんは逃げて正解だったよ』




吉『桜子さん⋯なんかありがとう。』




私『これも何かの縁だからさ、剣道部の事でもブサ島の事でも、何か分かったら教えて!!』




吉『もちろん!!俺に出来る事なら協力するよ!!それが俺に出来る償いかもしれないからね。』










こうして私にはまた1人、ゴミ山大学時代の協力者が出来た。






正直、吉川くんにされた事を全部許した訳じゃないけどさ、吉川くんは剣道部の背景を教えてくれたし






何より謝罪してくれたからね。




若干強制的に謝罪させた感はあるけどねwww






しかし、剣道部内のヒエラルキーが吉川くんの学生生活を左右する程酷いものだとは思わなかった。





剣道経験者は否定するだろうけど、結局のところ剣道界隈って






『強い者は弱い者を好きに扱ってよいとされる世界』




なんだと思ったね。少なくとも私は。







今、吉川くんは地元に帰ってスーパーで働いているそうだ。





吉川くん、ありがとう。そして罵倒しまくってごめんなさい。













ちなみに、吉川くんにも言われました








吉『桜子さん、まさか1人で仇討ちなんかしないよね?!危険だよ?』



私『んな危ねぇ事1人でするわけないじゃんwww大丈夫。ちゃんと優秀な友達に助太刀してもらうからwww』











吉『ってか、桜子さんってこういうキャラだったっけ??もっとこう、ふわふわしたお嬢様で可愛くて⋯』







私『あ、それ幻想(・∀・)こっちが素だからよろしくw』
















続く\(*°∀°*)/