こんばんは☆桜子です。
我が家の目の前は広い田んぼなんですがwww
カエル、元気だな(笑)
ちなみに、やす子はリアルなカエルの絵を描くのか得意です(笑)
今日のお話は、夫へ仇討ちの報告をした時の事を書きます。
色々欠点のある夫ですが
この人と結婚して良かった。
◎桜子の思い、夫の願い◎
3月中旬。
やす子との仇討ち計画は着々と進んでいた。
や『それじゃあね、私は太眉のメガネ設定で行くよ!!』
私『おっ(笑)怪しいねwんじゃ私はゴテゴテのお嬢様スタイルで行くよ!』
や『やだお姉ちゃん!似合う(笑)』
私は365日ワンピース。最近はボウタイ付きだけど甘々になり過ぎない格好が好き♡♡
ボウタイブラウスとドッキングしたワンピースがデフォルトですwww
ボウタイ付きのワンピースって上品に見えるしwwwあとはどんなお嬢様になりきるか⋯を考えていました。
ちなみに、前開きのワンピース型のパジャマは入院時に重宝するよ!これ、豆な(・∀・)
そんなある日、私が密かに作っていた名刺が届いたのね!
その名刺屋さんは、フリーライターになったばかりの時もお世話になった所で、シンプルな名刺から大人可愛い名刺まで作ってくれます♡
仇討ち用のアドレスを作り、仇討ち用の電話番号を設定し(笑)
仕上げに仇討ち用の名刺を作る。
桜子、本気です(笑)
新しい名刺。『仇討ち名刺』は、パッと見可愛いイラスト⋯。
でも、少し不気味さが混ざっていて(褒めてます)最高の出来になりました(笑)
さあ、いよいよ仇討ち計画が進んできたぞ!!ブサ島に怨念の手紙も書いたし、ブサ島の道場は分かっているから、そこにメールを入れて潜入!!
川田くん達からの情報も集めて、あ!病院に行って主治医の許可を取らねば!!!
と、忙しい毎日を過ごしていたある日。夫から『今夜電話しよう』と連絡がありました。
いっけね!!夫の事忘れてた!!!!(ノ≧ڡ≦)☆
私と夫の出会いは高校。
私が3年生の時、夫が1年生でした。
この出会いがまた劇的で(笑)今度書きます。
ってか夫の存在を忘れるなんて
酷い妻も居たもんだ(笑)
まあね。私の病気治療の為、元々別居婚だし。でも会えたら新婚気分で過ごせているので大丈夫です(笑)
夫との電話はだいたい週2回、2時間位喋っています。
私『あ、仇討ちの話しなきゃ』
それで、出来れば仇討ちに同行してもらおう。と思っていました、
その夜。
夫『どう?次にこっちに来るのはゴールデンウィーク明けだよね』
私『そう!あ、あのね!私ねぇ『仇討ち』しようと思ってるんだ☆』
夫『仇討ち?誰に?』
私『ほら、例のブサ島。20年越しにアイツの道場に突撃してさっ!!』
夫『ダメだ』
私『え?( °ω° )なんで?』
夫『俺は反対だ』
予想外だった。
夫なら『おう!それじゃあ俺も着いて行くからしっかり懲らしめよう!』
って言ってくれるものだと思っていたから。
私『え、大丈夫だよ!まーくん(夫)には迷惑かけないから!』
夫『そういう事じゃないだろ!』
珍しく夫が怒った。
私『だってさ、私はもうあまり時間が無いんだよ!?だからブサ島の問題を片付けなきゃ先に進めないんだよ!』
夫『桜子がブサ島を憎む気持ちは俺が多分1番よく分かる。だから行かせたくないんだ』
私『どうしてよ?!応援してくれないの?』
夫『俺は桜子がチャレンジしたい事は全部応援したいけど、今回はワケが違うだろ』
夫『桜子がもしブサ島と会った時、全部の恐怖が蘇ってたらどうする気だ!!桜子は1度そいつに心身を殺されているんだぞ?!』
夫『桜子が命懸けで仇討ちした結果、そこで全部フラッシュバックが起こって、万が一の事があったらどうするんだ!!』
私『わ、私はそんなの大丈夫⋯』
夫『俺が大丈夫じゃないんだ!!桜子に何かあったら⋯』
いつもはワガママ放題散らかし放題の夫が、ここまで私の事を真剣に考えていてくれていたなんて、全然知らなかった。
むしろ夫は『桜子の方が年上だし~』なスタイルの人間で、甘ったれで根性無しなのに。
一緒に生活していなくても、夫の愛と願いは確かにあって、私にもしっかり伝わった。
夫『桜子が病気で俺より先に逝くのは仕方ない。だけど、ブサ島如きのせいで桜子の命が脅かされるのは許せない』
私『まーくん⋯』
私と夫は、長い長い話し合いをした。
夫『やす子ちゃんが一緒に行ってくれるなら、とりあえず安心だけど、俺はマンションに残る』
夫『俺は、ブサ島の顔を見たら、奴を殺すかもしれない』
私『私もまーくんを犯罪者にしたくないよ』
夫『桜子、悔いは残すなよ。あと絶対無理するなよ!』
私『大丈夫!大丈夫だから!』
夫『絶対に無事な桜子で俺の所に帰ってこいよ!!』
この一言に、今まで我慢していた涙が溢れた。
ああ、そうだ。この人はこういう人だ。
年下なのに偉そうで、ワガママで散らかし魔で甘ったれの根性無しだけど
どんな時でも、私の事を一途に考えてくれる、愛おしい人だ。
だから結婚したんだ。
いくつかの約束をし、夫からの承諾を得た。
私の周りには、こんなにも沢山の人が支えてくれているんだ。
この日、miwaの『don’t cry anymore』を聴いて、最後に涙をキュッと拭いて眠った。
続く\(*°∀°*)/