最近になって急激に暑くなりましたね。
そんな時に氣をつけたいのが熱中症。
今回は熱中症の対策などを調べてみました。
熱中症とは
熱中症とは
暑熱環境における身体適応の障害によって
起こる状態の総称と定義されています。
暑い環境で起こる身体の体温調節が
正常に働かなくなることで起こる
健康障害と言っても良いと思います。
身体を動かすことで体温が上昇しますが
汗をかく(氣化熱)ことで
身体の表面から空氣中に熱を
逃がすことで体温調節しています。
しかし激しい運動や氣温や湿度が高いと
体内で作られた熱が上手く出せなくなり
身体に熱がこもってしまい健康障害を
起こしてしまうのが熱中症です。
体温には
・皮膚の表面の温度である皮膚温
・脳や内臓の機能を守る為に
常に一定に保たれている深部体温
の2つがありますが
熱中症は深部体温が上がり
上手く下げられないことでめまいや吐き氣
などの症状を引き起こします。
熱中症の対策
もし熱中症になったらですが
深部体温を下げるのが良いです。
その方法としては
・冷たい水を飲む
・かち割り氷を食べる
・冷水につかる
・アイスパックなどで冷やす
・冷房の効いた部屋で休む
・扇風機に当たる
などが医学的に良いとされています。
※深部体温を下げる方法: 10 ステップ (画像あり) - wikiHow
ただ冷たい飲み物を飲む時は
糖分を含んだ飲み物だと上手く吸収されず
逆に脱水を悪化される恐れがあるので
スポーツドリンク等を飲むのは
あまりお勧めしないです。
扇風機に当たる時に
霧吹きなどで身体に吹き付けると
身体はよりひやすくなると思います。
深部体温を一番冷やす方法としては
アイスバス(氷水につかる)が
良いという研究もあります。
ただ身体への負担もあると思うので
本人の年齢や体力などを考慮すると
良いと思います。
※熱中症になったら 効果的な対策は「アイスバス」「アイスタオル」重症化を防ぐ方法を分かりやすく解説 - #学校教育を考える - NHK みんなでプラス
熱中症の予防
熱中症の予防は
基本的に炎天下で活動しないや
こまめな水分補給をする
部屋の温度に氣をつける
などがあります。
それも大事ですが
身体を暑さに慣れさせる
ということも重要です。
そのためには汗をかくこと
汗をかきやすくして身体が熱を
発散させやすい身体にするのが大切です。
汗をかきやすくするための方法としては
・外に出て歩く、軽く運動をする
・お風呂につかる
が良い方法です。
日常的に外で歩いたり
有酸素運動程度の運動をすることで
身体の熱をつくり汗をかいて発散させる
ことを慣れさせるのが良いです。
ここで大事なのは
汗をかいたときに汗が氣化(蒸発)
することで体温が下がります。
そのため汗をかいてすぐにタオル等で
汗を拭いてしまうと
体温が十分下がらない可能性があります。
お風呂は10分くらい湯船につかり
しっかり汗をかくことをお勧めします。
お風呂は汗をかく以外にも
水圧で身体に溜まった老廃物を流すなど
湯船にしっかりつかることで
さまざまな健康効果があります。
熱中症対策に良い食べ物
熱中症は汗をかくことで
体内に含まれる塩分
体名に含まれるビタミン、ミネラル
これらが失われやすいです。
そのため熱中症予防としては
これらを補う食材が良いと思います。
身体に含まれる塩分を補う食材は
梅干しが良いです。
梅干しは塩分の他にミネラルの吸収を
高めるクエン酸も含まれるのでお勧めです。
ビタミンでは特にビタミンB1は
糖質のエネルギー代謝を助ける働きがあり
夏場は不足しやすいです。
ビタミンB1を補う食材としては
・豚肉
・うなぎ、
・玄米
・豆類
などが豊富に含まれています。
ビタミンCが不足すると
疲れやすさや身体のだるさを
感じやすくなります。
ビタミンCを補う食材としては
・レモンなどの柑橘系
・ブロッコリー
・海苔
などが豊富に含まれています。
カリウムは細胞の水分を保持する
役割があり、汗をかくと失われやすいです。
カリウムを多く含む辱材破
・トマト
・ジャガイモなどのいも類
・ほうれん草
・豆類
などが豊富に含まれています。
自分に合った熱中症対策を
いろいろと熱中症について書きましたが
自分に合った方法を見つけるのが
大事だと思います。
屋外で作業する人や
動き回る仕事をする人
掃除洗濯など普段から家事で良く動く人
など活動量が普段から多い人は
熱中症対策をした方が良いと思います。
ですが冷房の効いた部屋で過ごす人など
普段からほとんど汗をかかないで
1日を過ごすことが多い人
逆に身体を動かして汗をかきやすくする
のが大切です。
汗がかきにくい身体になると
身体の熱を上手く逃がすことが出来ないので
熱中症になりやすい身体になっている
可能性もあります。
基本的には
暑さ寒さに負けないような
心と身体づくりをするのが
熱中症を含め健康維持には
大切だと思います。
参考
熱中症対策はどこを冷やすのが一番有効?専門家が解説する正しい知識と、暑熱対策グッズを紹介 (descente.co.jp)
熱中症と深部体温の関係|熱中症コラム|eメット -熱中症見守りシステム|危険度の測定・アラート・データ分析 (emet-safety.com)
熱中症のメカニズム | 熱中症ゼロへ - 日本気象協会推進 (netsuzero.jp)
深部体温と熱中症 | 熱中症ゼロへ - 日本気象協会推進 (netsuzero.jp)
熱中症予防に効果的な栄養素や食べ物は?管理栄養士が解説 - トクバイニュース (tokubai.co.jp)
熱中症のときにはどんな食べ物や飲み物を摂ればいい?おすすめレシピ5選も - macaroni (macaro-ni.jp)