小さい頃は1口30回噛んだ方が良い
と教えられたことがあります。
正直よくわからず
ちゃんと噛んでなかったのですが
最近は咀嚼は大事だとテレビなど
いろんなところで言われるように
なってきました。
個人的には
咀嚼をすることは食べ物を消化を助け
内臓の疾患など病氣を防いで
健康維持には欠かせないもの
だと思っています。
今回は咀嚼について少し調べ見てました。
咀嚼の役割
咀嚼の役割は主に3つだと思っています。
1 炭水化物の分解を助ける
2 虫歯の予防など口腔内を清潔に保つ
3 歯並びや表情を良くする
炭水化物の分解を助ける
咀嚼をすると食べ物が唾液と混ざります。
唾液にはアミラーゼという消化酵素が
含まれており、ここで多糖類のでんぷんを
マルトースなどの二糖類に分解します。
虫歯予防など口腔内の清潔を保つ
よく噛むことで唾液が良く出ます。
唾液に含まれる炭酸水素イオンは
口腔内のpHを中性に保つ役割があり
歯のエナメル質の保護、口臭予防
虫歯予防をする働きがあります。
歯並びや表情を良くする
よく噛むことで顎の筋肉や口周りの
筋肉を使うことで表情が良くなったり
歯並びが良くなる、脳の活性化を
しやすくもなります。
咀嚼しないことへのデメリット
咀嚼しないことで起こるデメリットは
1 胃や腸への負担が大きくなる
2 口腔内の清潔を保てなくなる
主にこの2つがデメリットだと思います。
胃や腸への負担が大きくなる
食べ物を食べた時に
炭水化物、たんぱく質、脂質を
内臓が消化してくれますが
炭水化物はすい臓
たんぱく質は胃とすい臓
脂質は胆のうとすい臓
という役割があります。
炭水化物はすい臓が消化してくれますが
すい臓だけだと負担になってしまい
消化液を出し過ぎて膵炎などの
リスクが高まってしまいます。
それを咀嚼して食べ物を細かくして
唾液で炭水化物をある程度分解する
ことですい臓への負担を減らして
内臓への負担のリスクを減らします。
また胃は炭水化物を消化できないので
よく噛まないと炭水化物はそのまま
胃に残ったままになってしまうため
胃への負担も大きくなります。
炭水化物を主に消化してくれる臓器は
すい臓になります。
口腔内の清潔を保てなくなる
口腔内の清潔やpH値を中性に保つ
唾液の働きが十分でないため
口の中が酸性になりやすく虫歯や
歯周病のリスクを高めやすくなり
口臭なども悪くなりやすいです。
食事前や食後などの水分摂取も氣をつける
食前や食事中、食後すぐに水分を
多く飲んでしまうと
胃でたんぱく質が十分に分解されにくくなり
たんぱく質の栄養を十分吸収されない
リスクが高まってしまいます。
なので出来れば食前や食中、食後は
たくさん水を飲まないようにしましょう。
咀嚼は思っているよりも大切
咀嚼しないことで
歯や身体の健康リスクを高めます。
病氣にならないためには
咀嚼をきちんとするのは
やはり欠かせないことだと思います。
個人的には最低1口30回以上
噛んだ方が良いと思いますが
今の食べ物は柔らかすぎて
30回以上食べると味氣なくなる
物もあると思います。
なので
良く味わって食べること
味わって喜びを感じられること
を意識して食べれば
自然と咀嚼回数も増えると思います。
まずはテレビを見ながら食べる
携帯を使いながら食べるなどの
ながら食いや
早食いなどの食べ方の癖を直すのが
大切だと思います。
参考サイト
「消化酵素の不思議」胃・腸で何が起きているの? 重要な酵素名と働きをチェック【親子で人体を学ぶ】 | HugKum(はぐくむ) (sho.jp)
消化の重要な働きをしている胃の働きを知る|キャベジンコーワα【公式サイト】 (kowa.co.jp)
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