身体のケアの方法として

マッサージなどで筋肉を揉みほぐす

ことをする人は多いと思います。

 

 

 

マッサージのように

筋肉の揉みほぐしは気持ち良いですし

痛みの軽減も感じやすいですし

身体が軽く感じることもあります。

 

 

 

 

ただ筋肉を強く揉みほぐすは

良いことばかりではなく

身体にとって良くないこともあります。

 

 

  筋肉の揉みほぐし良いところ

 

・氣持ち良さを感じやすい

・筋肉がほぐれると身体が軽さを感じやすい

・身体の痛みも軽減しやすい

・満足感を得やすい

等があると思います。

 

 

筋肉を揉みほぐしたときの氣持ち良さから

身体の軽さや痛みの軽減を感じやすくもなり

いろいろ施してもらったという思いが

自分へのご褒美に繋がるので

満足感を得て氣持ちも軽くなりやすいです。

 

 

 

実際に硬い筋肉のところがほぐれると

筋肉の働きも良くなるので

身体の軽さや動きやすさも感じやすいです。

 

 

 

  筋肉の揉みほぐしの良くないところ

 

・筋膜を傷つける(破ける)

・筋肉の繊維が切れてしまう

・筋小胞体がつぶれてしまう

などがあります。

 

 

筋肉の繊維を包む膜を筋膜と言いますが

強く筋肉を揉みほぐすことで

この筋膜を傷つけ破けてしまいます。

 

 

 

破けた後筋膜は修復しますが

その過程で硬くなりやすく

硬くなると筋肉の動きや血流が

悪くなり身体の不調の原因になります。

 

 

 

筋肉の繊維は細い束になっていて

横から押すと切れやすいです。

強く揉みほぐすことで一時的に

血流が良くなりますが

筋肉の繊維は切れているので

身体は治そうとしますが

この治す過程で筋肉は硬くなりやすいです。

 

 

 

筋小胞体とはカルシウムを溜める袋

みたいなもので筋肉を動かす時に

このカルシウムを使います。

 

 

 

強い揉みほぐしをしてしまうと

この筋小胞体がつぶれてしまい

カルシウムが筋肉に溜まって接着剤のように

筋肉にくっつきやすくなり

筋肉を硬くしやすくなります。

 

 

 

難しい話でしたが

筋肉を強く揉みほぐすことは

氣持ち良さもあり良いことと

思われやすいですが

結果的に筋肉を硬くしやすく

してしまっていることになります。

 

※グリグリし過ぎには注意!

 

 

医学的な結論で言うならば

筋肉は揉みほぐしをしない方が良い

という結論になります。

 

 

 

でも揉みほぐしをした方が良いこともあるので

揉みほぐしだけでなくいろんな身体のケアの

方法を知っておくのが大切ですね。