肩こりで肩をほぐしても

また痛くなってくる
肩が張っている感じがする。
そういう場合、肩以外のところが
問題になっていることがあります。



そして肩こり予防で
外すことができないのが腰です。
腰と肩は離れていますが
広背筋という大きな筋肉が
腰から肩付近まで繋がっています。



広背筋が硬いと
肩の動きが安定しなくなり
手を上に挙げづらくしたりと
肩の動きづらさや姿勢の悪さを
誘導しやすくなり肩を痛めやすくします。




また僧帽筋と言う筋肉も

肩や肩甲骨の動きの安定に関わり

背骨や肩甲骨についています。




なので肩こり予防をするためには
肩だけでなく腰や背骨などにも

肩の動きに関わる筋肉があるため

腰回りの動きが悪ければ

肩への負担に繋がり肩こりになります。



なので肩こり予防のためには

広背筋の硬さだけでなく

腰や股関節、骨盤の動きに関わる
セルフケアをやると良いです。

 

 

腰回りのセルフケア

 

腰へのセルフケアといって

腰をただほぐすと逆に背骨などを

不安定にさせてしまうかもしれないので

軽い運動をすると良いです。

 

 

 

腰へのセルフケアとして

簡単で効率よい方法は

股関節を大きく動かすような

運動が良いと思います。

 

 

1 股関節の左右内旋運動

 

 

座った状態で肩幅大くらいに足を開き

そのまま膝の内側を地面につけるつもりで

左右の股関節を内旋させます。

 

 

 

膝の内側が地面につかなくても良いので

この動きを1日数回やるだけでも

股関節や仙腸関節の運動になります。

 

 

2 股関節を大きく内外旋する運動


 

寝ながらでも良いですが

立った方が大きく股関節を動かせるので

出来るなら立ってやる方が良いです。

 

 

 

立ってやるなら背筋を伸ばして

膝を90度以上曲げて

股関節を目いっぱい内旋させます。

そのあと同様に膝を90度以上曲げて

股関節を目いっぱい内旋させます。

 

 

 

最後気をつけの姿勢に戻る。

この動きを2~3回で良いので

大きく、少し力を入れて

股関節を大きく動かします。

 

 

 

これだけでも股関節や仙腸関節の

動きの調整がなされて

肩こりだけでなく腰痛の予防にも

繋がりやすくなります。


肩が痛いから肩をほぐす
その前に腰や股関節、骨盤を
良くする方が肩こり予防になり
早く良くなりやすいと思います。

 

 

 

ぜひ股関節の動きや腰の張り感など

意識してみてください。