遠く遠くに鳴り響く
時間の音を限りなく
いつにもまして、記憶は薄れず
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始まりの音には誰もが驚きを隠すことができない。
自由を奪われたまま身動きが取れずにいた多くの人々は、変化の訪れの中で初めての体験をするでしょう。
この先に起こる数々の「おかしな動き」を、世の中の末期とし
果てにひろがる「幸運のまじないごと」の歌をききます。
それはあらゆる恵みにつながる音。
その音とともに、あらゆる光の僕(しもべ)たちは歌をうたい、非道なる愉快な日差しの導きを解除していきます。
亡くなった多くの魂の中で、突然の悲劇を迎えたものたちは心の世界から表へと飛び出していきます。
全身全霊を込めて生き抜いたあらゆる命の非道は、歩み寄る悲しみの元でいくつも昇華していきます。
ただしさとは?
自由とは?
恋愛とは?
結婚とは?
縛られていた数々の常識から、今まさに解き放たれようとしていることを身をもって実感するときです。