昨日の朝、憧れの『ラ・カンパネラ』に挑戦中のお友だちからの連絡で知ったフジコ・ヘミングさん訃報を知りました。
私は30歳を機にピアノを習いはじめましたが、最初に手に取ったピアノ曲のCDは、フジコ・ヘミングさんでした。
はじめて実際に演奏をお聴きしたのが、息子がお腹にいたときのこと。
東京芸術劇場にてソロリサイタルを。
調べたら、おそらく2019年11月の公演。
そして、今から約3年前。
2021年6月にもお聴きしました。
最近、この記事含めてお友だちとフジコさんのお話をしたばかりでした。
2024年4月21日に逝去したフジコ・ヘミングさんを偲んで、NHK BSとEテレで過去放送2番組が放送されるそうです。
フジコさんといえば…
1999年のNHKのドキュメンタリーが大きな反響を呼び、同じ年に出したファーストアルバム『奇蹟のカンパネラ』は200万枚以上を売り上げ、クラシック界では異例の大ヒットとなりました。
60代の遅咲きのピアニストとして「フジコブーム」が起きましたが、そのきっかけとなった番組が再放送されるそうです。
おとなのEテレタイムマシンETV特集『フジコ~あるピアニストの軌跡~』
(<Eテレ> 5月4日(土・祝) 後10:00~10:45/初回放送 1999年2月11日)
ロシア系スウェーデン人の父と日本人の母との間に生まれ、9歳の時にNHK ラジオに最年少で出演、天才少女として頭角を現したフジコ・ヘミングさん。リストとショパンを弾くために生まれたと言われ 世界各地で演奏活動を続けた。番組では、東京で暮らす、まだ無名だったフジコさんの日常に密着。苦難に直面しながらも、ピアニストとしての自分にこだわり続ける姿をドキュメントし、大きな反響を呼んだ。
『フジコ・ヘミング ショパンの面影を探して~スペイン・マヨルカ島への旅~』
(<NHK BS> 5月4日(土・祝) 前11:00~後0:29/初回放送 2022年12月28日)。
【内容】
90歳を過ぎても多くの聴衆を魅了し続けた魂のピアニスト フジコ・ヘミングさん。彼女が愛してやまない作曲家がショパンだった。スペイン・マヨルカ島で一冬を過ごし、死を宣告されながらこの地で名曲を書き上げたショパン。フジコさんもまた、ピアニストにとって命ともいえる聴力を失うなど過酷な人生を歩んできた。番組では、2022年、念願だったマヨルカを旅し、ショパンの面影を探すフジコさんの旅に密着している。
放送情報
<NHK BS> 5月4日(土・祝) 前11:00~後0:29(初回放送 2022年12月28日)
<Eテレ> 5月4日(土・祝) 後10:00~10:45(初回放送 1999年2月11日)
番組詳細はコチラより。
◉生い立ち、留学〜昨年のけがからのリハビリの様子などが読める記事です。