いってきましたーーー!!

マレイ・ペライアさんヽ(´∀`。)ノ





サイン会がない代わりに、トークセッションという新しい試み?!

席はK5




やや距離はありますが、角度的にも手元も横顔も見れていい席♪


曲目は...




見れますか?

プログラムを見るだけでも...


フランス組曲!
熱情!
シューマン!
スケルツォ!!
  超豪華です!!



フランス組曲。
ごめんなさい。
私この曲知りませんでした。



でもね、ペライアさん。
お写真で拝見するとちょっと『カチッとお堅い?イメージ』が勝手な印象としてあったのですが、ガラッと変わりました。



音色、ピアノに向かう姿...



『あ、この人きっと少年のような人なんだ!』


そんな風に感じました。



神聖な空間



どこまでも広がる真っ直ぐなピアノの音



心地よくて、目を瞑ってしまうとホントに夢の中に誘ってくれそうな音色(朝5時おきだった私、アブナイアブナイ!w)



トークショーでペライアさんはバッハに関して


『故障で一年半ピアノが弾けなかった時によく聴いた癒しの曲。コラールの原点の曲』


とおっしゃっていました。




そして熱情。


もう、熱情といえばまるたけ先生!!(笑
あ~、お会いしたいなぁ~
なんて思っていたのも束の間。

後のインタビューでこう言っています


-熱情はシャイクスピアの『ハムレット』に影響を受けた曲で、
1楽章は亡霊
2楽章は祈り、コラール
3楽章は復讐
と、激しい感情が渦巻く悲劇的な曲。


もうねぇ、斜め前のおばちゃんが途中から泣いてるんです。


3楽章。
終焉の激しい部分。
もう、お腹が熱くぎゅーっとなる感じ。


涙出ました。


ホントに来てよかった。


鳴り止まない拍手。


これ、最後の曲か?!ってくらいの聴衆の割れんばかりの拍手。


演奏はモチロン、劇場内がこんなに湧くなんとも言えない瞬間に居合わせた感動。


全員がペライアさんを讃えて一生懸命拍手してるんです。


涙出ましたから。



休憩に入っても暫し放心状態。




休憩を挟んで、シューマン『ウィーンの謝肉祭の道化』。


プログラムを見て、この曲もしかして...と思ったのです。


1楽章。


ビンゴでした。


5年間お世話になった先生が、あれは門下生発表会だったのかなぁ。


先生について勉強されてた曲でした。


3年前くらいだったかしら...。


聴かせてください!


って、触りだけひいていただいたことがあってキャッチーな元気のいいフレーズ覚えてました!


シューマンの曲ってあんまり聴いたことがないので、この曲は改めて聴いてみたいです。


そうそう。
インタビューではこの曲について、『ホロヴィッツと一緒に勉強した曲』とおっしゃってました。


ホロヴィッツと親交があったかたなのですね。



そして、トリのショパン。


即興曲2番
スケルツォ2番


もう、夢のような時間。
正直覚えてません(笑


スケルツォ演奏後、熱情の後のように鳴り止まない拍手。


最高でしたが、個人的には『熱情』で大満足過ぎて、そのあともったいなかったな...という感じ。


でもね、アンコールは

じゃーーーーん!


大好き過ぎる曲ばかり!!



ハマりまくって抜け出せないノクターン!


聴いたことあるけど何番?って、4番でした。

ノクターン。
中毒性。
半端ないです。



そして、先日体験lessonで色々アドバイスをうけたシューベルト即興曲ですよ!


ワンフレーズ聴いただけで嬉しくて前のめり♪


手首の動き、中幹部の平泳ぎ奏法(←こらw)なるほど納得!!


それにしても、『こんな曲朝飯前~』くらいな余裕で弾いてらっしゃったペライアさん!
羨ましすぎますから!!


そして、のだめでもお馴染み?エチュード。
すごいなぁ~

こんな曲弾ける日が来るのでしょうか?




さてさて、公演後のトークセッションでのお話も交えて記事を書いてきましたが、こんなお話も。


-演奏曲、プログラムの構築について-


今回は『熱情』をメインに選曲。
熱情は悲劇的な曲なので、それと対照的な明るい、爽やかなバッハ、シューマンで挟んだ。

そして、最後に熱情を彷彿とさせるショパンの2曲を選んだとおっしゃってました。


何度も足を運んでいるリサイタル。


そういう演奏家の『プログラム構築』の視点。
新しい発見でした。



また、ペライアさんは


『自分の欲している音をピアノから離れてイメージしたり考えたりする時間』


を多くとっているそうです。


大人からピアノ。
大人ピアノ。


時間的な制限が大きいなかで、やはりピアノに向かうだけが練習じゃない!


どんどんいい音楽を聴いていこう!


ということで、購入!
色々あって悩みましたが『熱情』音源なかったもので、ブラームスにしました。




実りの多いリサイタルでした。
(今日は1日、音源はホロヴィッツですが、熱情とシューベルト即興曲を聴きまくりましたw)

次は12月!!
ブレハッチ!!

練習中のノク10番も聴けるようです。
楽しみだ!!



読んでいただきありがとうございました。


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