4月26日、検査結果がわかる。


ある程度は分かってたけど一人で聞くのも母ちゃんだけに聞かせるのも嫌だったんで、一人暮らしをしてる姉ちゃんにも付き添ってもらう。


結果。


胃がん。


自分の中では「やっぱり・・・」


この言葉だけ・・・


母ちゃんは何も言わない。


姉ちゃんは「今は医学も進んでる。頑張ろう。」


一人暮らしで大変なのに「自分も蓄えは少しはあるから何かあればゆって」って。


家族の存在のありがたさをしみじみ感じた。


その後消火器内科の先生から腫瘍内科が専門にある病院への転院を薦められ、大学病院他3つ病院を紹介してもらう。


家からだと大学病院はかなり遠く通院するのにも苦労しそうだったので、近くに化学療法を専門にやってるいい先生がいる病院があったのでそこを紹介してもらうことにした。


腹水が蔓延してるんで即切るよりは化学療法でがん細胞を小さくするのが一番いいとのことやった。


今後のことが全く分からないので、仕事もこの時点で諦め4月いっぱいで退職することになった・・・


4月27日、元の病院で検査の結果の資料をもらって新しい病院へ。


腫瘍内科のがんセンターで呼ばれるのを待つ。


・・・


こ~ゆ~とこで「やっぱり自分はがんなんだ。」って痛感する。


先生から今後の治療について話を受ける。


治療はTS-1(ティーエスワン)とシスプラチンの化学療法。


シスプラチンを点滴してTS-1(ティーエスワン)を3週間続けて服用・1週間休み。


これが1サイクル。


先生から治療の話・副作用の話・どうやって副作用を抑えるかってゆ~話を細かく説明してもらい、病状の話も聞く。


病状はステージ4の胃がん。


腹水が蔓延してるけど今のとこは転移はなく、胃の下の方に大きながん細胞があり、まずは腹水による痛みを緩和させてこのがん細胞を小さくしようとのことやった。


先生から「痛みはいくらでも和らげることは出来るから我慢しなくていいよ」ってゆわれた時泣きそうになった。


今までは胃が荒れるんで薬は6時間はあけた方がいいって言われてたんで、めっちゃ痛みに耐えてた自分がいたから。


ちょうどGWに突入する時やったんで、5月10日に入院して化学療法の開始は5月11日からになった。