ここの記事を読むと、ドラマ『ヘチ』と同『トンイ』に登場する貞聖王后を比較している。『ヘチ』では、気の強い自分本位の両班の娘として描かれている。
たいていの資料では、王妃の事を温厚で寛大な性格であったと記されている。
いったい、どちらの説が正しいのか!?
延礽君 (ヨニングン) = 英祖 (ヨンジョ) が悪いのか、貞聖王后徐氏 (チョンソンワンフソシ) が悪いのか。
徐氏は手が綺麗と言われたら、素直に、笑って礼を言ったら良かったのに余計な事を言ってしまったのか。延礽君は笑って聞き流していれば良かったのになんえてみたが、結婚した時点では現代で言えば小学生から中学生。初夜の時点では高校生位か (当時は数え年だから朝鮮式では満年齢より2つ上) 夫婦になるには幼な過ぎたのか。
私は英祖の頑固 or 偏固な性格と、母の出自によるコンプレックスに起因し、形成されたものだと思うが (こう記されている資料が多い) 、私自身、これまでは名君はこんなものだと思っていた。夫に嫌われようと、義理ではあっても息子の嫁達や、臣下や仕える者達には派閥を問わず、彼女を悪く言う者はいなかったとする資料もある。
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