禧嬪張氏(ヒビンチャンシ)【改訂版】。 | 咲くやこの花のキラキラパラダイス

咲くやこの花のキラキラパラダイス

関西のおばちゃんが書いているどうでもいいブログです(笑)



































禧嬪張氏(ヒビンチャンシ)は朝鮮三大悪女の1人で、男を惑わす、それだけではなく国の根底を揺るがした稀代の悪女として歴史にその名を残している。

ちなみに他の2人とは、張  緑水(チャン・ノクス)賎民の出身ながら朝鮮王朝最凶の暴君と呼ばれた第10代国王・燕山君(ヨンサングン)の側室となり、その寵愛を良い事に国庫を私物化し、財政を破綻に追い込み、王がクーデターで失脚されると、彼女も捕らえられて斬首された。
もう1人は鄭  蘭貞(チョン・ナンジョン)同じく賎民出身で、両班(ヤンバン)の愛人となり正妻を殺害し自らその座に就いた。第11代国王・中宗(チュンジョン)の第2継妃(ケピ)で、第13代国王・明宗(ミョンジョン)の母で夫の実姉である文定王后尹氏(ムンジョンワンフユンシ)に近づいて、取り入り彼女のライバルであった側室を追い出すなど画策した。しかし彼女が死去すると夫婦は失脚し、夫の前妻殺害容疑など罪に問われると服毒自殺した。








































禧嬪張氏 









幸せな、栄華な時は余りにも短く、王様は廃位した仁顕王后を復位、彼女を側室最上位で元の地位(嬪 / ビン / ピン)に降格させた。彼女は禧嬪張氏(ヒビンチャンシ)と呼ばれる事になる。その後、王の寵愛は淑嬪崔氏(スクピンチェシ)に移る。王妃が死去すると運命の歯車は狂って行った。