『米びつ事件』とか『王になりたがった』娘など・・・。
荘献世子
※ 拙宅ブログでは思悼世子(サドセジャ)という諡号にて統一しています。
英祖の娘・和綵翁主
よく『親の顔が見てみたい』という事を言われますが、今回こちらでは彼らの生母である暎嬪李氏(ヨンビンイシ)の事を詳しくご紹介します。
彼女の事は一度少しだけ記述した記憶がありますが、さてどんな女性なのでしょうか?
もちろん暎嬪(ヨンビン)の配偶者(夫)、子ども達の実父はアノ朝鮮王朝第21代国王である英祖(ヨンジョ)です。
最も英祖(ヨンジョ)に愛され、最も多くの子を授かり、最も悲しい思いをした女性。この機会に考察してみたいと思います。
暎嬪李氏
※ 残念ながら日本語版がありませんでしたので英語版を掲載させて頂きました。
七宮を一般開放 東亞日報
綵慶園(スギョンウォン)は朝鮮第21代国王である英祖(ヨンジョ)の後宮(フグン)で、後に追尊された荘祖(正祖(チョンジョ)の実父、思悼世子(サドセジャ)への諡号)の生母・暎嬪李氏(ヨンビンイシ)の墓である。
暎嬪(ヨンビン)は1701年に宮女(クンニョ)として入宮した後、1726年に英祖(ヨンジョ)の後宮(フグン / 側室)となった。
1735年に次男の思悼世子(サドセジャ)を出産し、1764年に69歳でこの世を去った。
当初、墓所は新村(シンチョン)にある延世大学(ヨンセデハッキョ)内にあったが、1970年に現在地に移された。