本日は『図画署』について語ります。語ると言っても例によって例の如くですが。
では図画署はどこにあったのか!?
下記の地図にてご覧下さいませ。
漢城府(現在のソウル市)の古地図ですが宮殿の外(程近く)にあった様です。
● 図画署(トファソ)とは?
絵に関する業務を扱った機関で、王や功臣の肖像画、王室の行事の記録画、屏風絵、地図、刊行物の挿絵など、職務は多岐に渡った。
1474年に編さんされた『経国大典()』によれば、管理職3人をはじめ、画員が20名、生徒が15名、雑務を行う下人が10人ほど所属。
絵に関する業務が増えると、英祖(ヨンジョ)代に生徒が30名、正祖(チョンジョ)代には画員が30名に増員された。生徒は図画署で1年学んだ後、試験に合格すると画員になることができた。さらに、画員は試験で格付けが行われ、上位者には輪郭を描く善画(ソンファ)、彩色する善繪(ソンフェ)といった官職が与えられた。
●いろんなサイト・ブログを読み、あちこちから記事や画像をお借りしました。