表皮にも熱や化学刺激を感知する能力がある。この他、皮膚が光を感知する事は視覚障害者の生理変化や実験から確かめられ、概日リズムの調整に膝の裏に光を当てる治療の効果が報告されている。
熱や酸などの刺激性化学物質との接触などは、真皮の神経線維のうち無髄繊維(C繊維)に因子が接触する事で感知される。この部分は温度・化学刺激以外にも接触も感知する多能性を持つため、ポリモーダル侵害受容繊維と呼ばれる。
主な刺激感覚には、温度変化や化学物質との接触などがある。ただし、このメカニズムははっきり分かっていない。
ケラチノサイト細胞のイオンチャネルを働かせる受容体の一種TRPVIは、実験から43℃以上の温度、pH6.6以下の酸性、トウガラシに含まれる辛味成分カプサイシンへの反応が確認され、逆に遺伝子操作でTRPVI受容体を持たないマウスにこれら因子への反応が見られない事が確認された。この他にも、温度52℃以上で働くTRPV2受容体、32~39℃で働くTRPV3受容体、27~35℃で働くほかにも浸透圧や機械刺激にも反応するTRPV4受容体、25~28℃で働きメントールなどの爽快感を感じ取るTRPV8受容体、17℃未満で働くTRPA1受容体が ケラチノサイトでそれぞれ見つかっている
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