「HbA1c値と血糖値」

私の父方の家系には遺伝的にⅡ型糖尿病が多く出ていたことが分かっています。

父方は祖父や叔父達も皆、Ⅱ型糖尿病に苦しんでいました。

 

かく言う私も50歳頃から血糖値が上がり始め、健康診断でヘモグロビンA1cが7を超えてしまい、遂にⅡ型糖尿病患者であると確定してしまいました。

 

当時から愚か者だった私は糖尿病の恐ろしさが理解できず、無症状である事を良い事にして仕事三昧の生活を送ってしまい、初期治療のチャンスを失い、会社の健康診断でヘモグロビンA1cが13を超えてしまい、入院勧告を受けるに至ってしまいました。

 

家族5人の生活があるので入院せずにインシュリン注射を選択、一日4回の自己注射

と言う苦しい生活を4年近く続けました。

 

幸いにもインシュリン注射は効果を発揮してくれまして、ヘモグロビンA1cが7台にまで下がってくれたので、注射から投薬に切り替わりまして10年を超えましたが、今月のヘモグロビンA1cは6.8とギリギリを維持しています。

 

若い時のむちゃくちゃな大食いだった報いを受けたのですが、発病した際の無症状が最も恐ろしいと、今では分かります。

 

もしこの記事を読んでくださる方に若い方がおられましたら、暴飲暴食を避けられます様お勧めしたいと思います。