決勝!2017 第89回春のセンバツ高校野球 | サクチャンマンという名のブログ

決勝!2017 第89回春のセンバツ高校野球






以下↓《THE PAGE》





《<選抜速報>大阪桐蔭が履正社を8-3で破り5年ぶり2度目のV


第89回センバツ高校野球大会の決勝戦が1日、阪神甲子園球場で行われ、大阪桐蔭が履正社を8-3で下して5年ぶり2度目の優勝を飾った。昨秋の大阪大会の準決勝では1-6で敗れていたが、史上初の大阪対決となった甲子園で見事にリベンジを果たした。

 天候不良を予想して順延となった決勝戦は、大阪桐蔭の一発攻勢から始まった。
 初回、先頭打者の藤原恭大が履正社の先発、竹田祐のスライダーを捉えてライトスタンドへ高く舞い上がるソロアーチ。センバツでの先頭打者アーチは史上13人目。決勝戦では史上2人目の快挙だ。
 さらに二回も二死から7番バッターの坂之下晴人が甘いストレートを見逃さずレフトへソロアーチを放ち2-0とリードを奪った。

 試合前、大阪桐蔭の西谷監督は、「勝つと負けるでは天地の差がある。竹田投手はクレバーな投手。簡単に打ち崩せないので好球必打で粘りたい。キーマンの一人は藤原」と語っていたが、まさに好球必打が生んだ2本のアーチだった。

 守っても大阪桐蔭の先発、徳山壮磨は、3つ四球は与えたが、5回まで履正社打線をノーヒットに抑える丁寧なピッチング。内角、外角とホームベースを幅広く使う配球が光った。

 大阪桐蔭は1番バッターの藤原が、6回にも高めに浮いたボールを右中間スタンドへ今度はライナーで運ぶ。この日、2本目となるソロアーチで貴重な追加点を奪った。

 履正社は、6回にようやく初ヒット。この回、先頭の西山虎太郎がライトフェンス直撃の三塁打で出塁したが、石田龍史が浅いライトフライ、溝辺冬輝がピッチャーゴロに倒れ、プロ注目の安田尚憲は四球で歩いたが、4番の若林将平も見送りの三振に倒れた。
 このままでは終われない履正社は8回に徳山をつかまえた。
 一死から石田がセカンドへの内野安打で出塁、二死となってから安田が左前打でつなぎ、一、三塁から若林が三遊間を破るタイムリー。さらに二死一、二塁から浜内太陽が左中間を破る同点のタイムリー二塁打。土壇場でゲームを3-3の振り出しに戻した。

 しかし9回に大阪桐蔭打線が爆発。先頭の坂之下が右前打、バントで送り一死二塁から代打の西島一波がレフトフェンス越えの勝ち越し2ラン。さらに藤原がライトオーバーの三塁打、続く途中出場の根尾昂がレフトへのタイムリー二塁打を放ち1点を追加した。この回、結局、中川卓也、山本ダンテ武蔵の連続タイムリーなどもあって8-3とリードを広げて履正社を突き放した。9回は注目の“三刀流”の根尾がマウンドに上がり反撃を断ち、大阪のライバル校同士らしい好試合を制し栄冠を手にした。大阪桐蔭は一発攻勢で勝ったが、鍛えられた守備と選手層の厚さが目についた。》




桐蔭の連続ホームランには驚いたね




(;´・ω・)




代打者もしっかり自分の仕事をし

守備もバッチリ充分で

桐蔭は一枚上手だったかな?




(^-^)




履正社も

あれだけホームランを打たれたらお口もあんぐりとはいえ

まさかの点差埋めに一度は成功してるからね!☆





両校エラーも無かったし

よくボールを見極めていた履正社も素晴らしい!☆

よく落ち着いて最後まで頑張りました




( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン




最終回

桐蔭のピッチャー交代で

もしやがあるかもと思い

こちらも最後まで目が離せませんでした




(「  ̄ー ̄) ドレドレ・・・




夏もこれでまた楽しみだね☆




春のセンバツ高校野球2017のラストは

ある一つの学校のお話です




^^*





【高校野球 県大会 0-91】






春のセンバツのニュースを追いかけていたら

こんな記事をみつけたんだけど






読んでいる途中から涙が溢れてきて

胸が締めつけられる思いをしたよ



伝え間違えたくないから

そのまま載せるね




(*^^)





ちょっと長いけど

興味を持った方は読んでみてね




(*゚∀゚*)






以下↓《ベースボールチャンネル》



《0対91にも溢れる希望。「きっかけは不登校」監督自ら発足した”日本で3番目に弱い”野球部が歩む道


 甲子園球場で第89回センバツ高等学校野球大会(センバツ)が開催されているが、高校球児たちの春は全国大会だけではない。各地区では、県大会の予選が行われている。


不登校を解決することがきっかけで、英心高校野球部は発足された。【豊田毅監督】
 県大会出場を目指すも、未だ公式戦未勝利どころか1得点もあげたことがない高校がある。それは野球未経験者5人から始まった、三重県伊勢市にある英心高等学校だ。

 英心高校は他校で不登校になった生徒や、諸事情で学校に行けなくなった生徒の受け入れを行っている。そんな同高校に野球部を創設したのは、2015年のことだった。

「きっかけは、不登校を解決するためでした」

 そう話すのは、英心野球部で指揮を執る豊田毅氏だ。何らかの理由で学校に通えない生徒が多いため、全力で何かに打ち込むことで自分を変えていってほしいという想いを込めて、軽音部顧問から野球部の監督に転身したという。

 最初は野球経験のない軽音部の生徒らが集まった。自分を変えたい一心で始めた英心高校野球部は、人数も足りず、環境整備もできていないなか、みんなで一から野球部を、グラウンドを作っていった。

 豊田監督は「人間を育てるためには野球が一番」だと考えている。その理由は、技術面はもちろんだが、探求心を持った個々の成長も必要不可欠なうえ、それだけではなく、他人と協力しプレーすることでチームワークを養うことができるからだという。

「自分たちが何かを発信することで、それを励みにしてくれる人がいれば」と、監督はTwitterを始め、野球部の活動や選手たちの成長の様子を公開している。野球が好きな人はもちろんだが、創部当時から応援してくれている人、活動を知って激励してくれる人、そしてTwitterを見て「もう一度野球をやりたい」と英心に転校し、入部してくれた生徒もいる。

 3月28日現在で部員は新3年生2人、新2年生7人、マネージャー1人と、その活動は他の生徒たちの心も動かし始めている。
強豪校に“敵”として認められた


英心高校は何点取られても諦めず、声を出し続けた。【豊田毅監督】
 三重県の南西地区大会 第一次予選、宇治山田商業高校との試合が26日に山商グラウンドで行われた。この試合は、宇治山田商業に91-0で完敗した。

 英心は初回に先制を許す。明らかに強い相手と分かって試合に臨んではいたものの、初回から8点と大きくリードされ、投手は落ち込んだ様子だったようだ。その後も県内で5本の指に入る強豪校は、さらに2回には31点、3回には41点と得点を重ねていく。

 4回1死途中、英心にハプニングが起きる。宇治山田商の打球がピッチャー返しで投手を襲った。投手は飛んできた打球を避けることが多いが、英心の投手は違った。自分の身体を打球に近づけ、強引に取りに行ったところ、みぞおち付近に当たってしまう。この時点で200球近く投じていたため、監督は交代を提案するも、投手が拒否した。

「大事を取って代えさせようと思い交代と言ったが、投手は『投げさせてください。どうしても投げ切りたい』と言うので『じゃあアウト2つ取ろう』と声をかけた」

 このとき、投手の周りには審判、チームメート、相手チームの監督が駆け寄り、続投が決まった瞬間はベンチにいた宇治山田商の選手全員が立ち上がって拍手を送ったという。その後は何とか投げ切った。英心はホームまでが遠く、本塁を一度も踏むことなく敗れてしまった。

 試合後、監督は「無理させてごめんね」と投手に謝ったところ「最後まで投げさせてくれてありがとうございました」と涙ながらに感謝の気持ちを伝えられたそうだ。選手が悪いわけではなく私の采配が悪かったと、監督は反省している。

 大敗を喫したものの、監督はこの試合で嬉しいことが2つあったという。

 ひとつは、選手たちがどんなときでも諦めず、逆転したいという気持ちで挑んでいたことだ。

「私たちのチームは、大量失点が始まったら『1つずつ1つずつ』と声を出すという風に決めています。結果的には負けましたが、30点取られたときに『まだまだこれから』、90点を超えたときでも『ここから逆転していこう』と選手たちから自然と声が出ていたことが嬉しかった」

 もうひとつは、その諦めない心をみた宇治山田商が手を抜かず戦い抜いてくれたことだ。

「大差がついたら普通、バントなどでアウトになるじゃないですか。でも宇治山田商さんは違った。大差がついてからもスタンドまで打球を飛ばし、全力でぶつかってきてくれた。たぶん、ピッチャーの球も四球ばっかりとかとんでもないところに投げていて『終わらせるしかない』といったものではなくて、ストライクもちゃんと入って組み立てられていたからじゃないですかね。試合後、選手たちには『最後まで全力で戦ってくれたことは野球人として認められた、名誉なことなんだよ』と教えました」

 どんなに点差が離れても、監督が常々教えてきた“全力で取り組む精神”を最後まで体現し、諦めずに挑んだ姿を目の当たりにした宇治山田商にも響いたのだろう。監督の目に選手たちの雄姿はしっかりと焼き付いている。
逆転負けから得た自信

 新たに野球部に入ってくる選手にどんなことを伝えたいか訊ねてみた。

「どんなにヘタだったとしても真剣に取り組んだらいい選手になれる。それは3年生が証明してくれた。どんな人になりたいのかということ、どんな選手になりたいのかはイコールだと思う。どうなりたいかを考えて、理想の選手(人)を見つけ、それに近づいていけばいい」

 そのお手本とする人はプロ野球選手でもいいし、先輩でもいいし、私でもいい。目標を決めて目指していってほしい。そんな風に監督は願っている。

 監督の理想は、見ている人が自分も頑張ろうって思えるようなチームにすることだ。誰かに何かを伝えられるような、一歩前に出る勇気を与えられるような存在になりたい。野球ができる喜びをたくさんの人に伝えて恩返しできるようなチーム作りをしている。

 豊田監督に現在のチームの完成度を聞くと「10%」と回答してくれた。

 0.1%ずつ日々成長してきたが、この冬、ものすごい勢いで急激に強くなったようだ。その要因について問うと「11月最後に行われた県内の高校(昴、あけぼの、桜丘)の合同チームと行った練習試合」と豊田監督は振り返った。

 この試合では、自分たちのウリである打撃を生かせたという。その言葉通りバットがよく振れていて、5回までに7-0と大量得点を奪った。しかし投手が足をつってしまい、やむを得ず降板。その後、登板した投手が乱調し8失点で逆転を許し、初勝利まであと少しといったところで敗れてしまった。この試合以降、筋トレや走り込みなど普通なら嫌がることを選手たちが苦にせず率先して励んでいき、強くなったという。

 勝利目前で逆転負けとなったからこそ、得たものがあったと監督は考えている。手が届くところに勝利が見えたことで、勝つことへのイメージが沸き「次こそは」という気持ちが芽生えたのかもしれない。

 部員の中に一人だけ、投手としてプレーした経験を持つ生徒がいる。その選手は『転校した日から1年経たないと公式戦に出場不可』という日本高等学校野球連盟(高野連)の規定のため、今秋まで公式戦に出られない。その生徒が出場可能となるまでにチームの体制を整えて勝てるようになりたいと、監督は更なる進化に期待を寄せている。
最終的に目指すところは甲子園

 そんな監督だが、自身のTwitterに“日本で3番目に野球が弱い野球部”と記している。その理由について聞くと「あれはものの例えです」と笑いながら答えてくれた。

「自分たちより弱いチームはきっと3校以上あると思うから、一番ヘタというわけではない。1つ勝ったら4番目に弱い学校になるし、また1つ勝ったら5番目。そうやって1校ずつ勝ち進んでいけば、いつかは一番になれる。自信を持ってプレーしてほしいと思い生徒に常々言っていることです」

 そのように話す監督の言葉から、選手たちと頂点まで這い上がるといった希望に満ち溢れた感情が汲み取れた。

「未だに不登校を解決するためのチームだとか、未経験者の集まりだとか言われちゃうけど…」と前置きしたうえで、最後に監督はこう語ってくれた。

「やっぱり目指しているところは甲子園。選手たちには羨ましがるだけじゃなく、そこに出ることを意識して、一歩一歩を大切にしていってほしい。その積み重ねがおのずと甲子園へとつながっていくから」

 野球は人を育てる、人が集まり野球ができる。技術だけではなく探求していく心、そしてチームワーク。どれか一つでも欠けたらたとえ技術があったとしても野球では勝てない。他人と協力していかないと社会に出てもうまくいかない。始まり、きっかけはどんなことでもいいから続けていくことに意味がある。そういったことを学んでほしいと豊田監督は願っている。》




熱いね




( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン




(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪