メンタルセラピスト ・カウンセラーの桜木やすゆきです。

 

 三寒四温の季節となりましてこの先は一雨ごとに暖かくなっていく季節となりましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

 

 私は学生時代航空貨物の仕事の内定をいただいていて、働きながら勉強してマーシャラーになりたいと思っていました。

 

 

 

 さて、先日のテレフォン人生相談で20代の若い方からのご相談で「これまで4回転職して、今現在中々就職が決まらない」と言った相談がありました。

 

 お父さまから「公務員になれ」と言われて公務員試験を受けたものの、試験に落ちその後他の会社に就職したけれど1社が1年半経った頃集中力が続かなくなるり、重大ミスを多発するようになり辞めることになった。

 

 他の仕事に就いてもやはり集中できず長く続かない。

 

 話を聞くと高校も父親が「〇〇高校に行け」と言われ、自分の意に反して父親が行けと言った高校に行き、部活も父親がやれと言われた部活をやっていた。

 

 結果、部活の時は集中して顧問の話を聞くことができずよく集合日程・時間を間違えるなど不都合が多発。

 

 また、親の話を聞いていても集中できずにすぐに頭が重たくなったり、何かを考えていると頭が重たくなったりする。

 

 このことから言えることは自分自身で興味を持ち関心を示さないと納得したことをやらないと集中できないので作業効率が悪くなり、何をやっても続かないしストレスも溜まりやすくなり、上記に書いているように間違いなどが多発したり身体の不都合が多く発生するようになる。

 

 また、仕事を始めたり辞めたりを繰り返すことにより、競争社会の敗者になった気持ちになり絶望感が湧き、物事への興味を失い生きることの喜びを感じなくなってしまう。

 

 上記のことから言えることが、親からここに行きなさいと指定された会社に自分の意に反して行くと仕事に対して意欲が湧かなくなり、集中できずミスを連発したり作業効率が悪くなったりする。

 

 両親だけが喜ぶ仕事に立っていたら本人が不幸になる。

 

 両親の採点が今後の採点となってしまい、納得しているならともかく裏では隠れた怒りがフツフツと湧いてくる。

 

 以上のようになるとラジオで言っていましたが、私もそれは全くその通りだと思いました。

 

 また、私自身も「〇〇大学に行け」とか「〇〇の仕事はするな」とか言われながら過ごしていたので、この相談者の気持ちが痛いくらい分かりましたし、これ以上私やこの相談者のような方が増えないようにと思いまして、前回のブログとも被る面もありますが投稿させていただきました。

 

 なので、お子さまと進学や就職の進路相談はお子さまの意見をしっかりと尊重して話し合うべきだなと思いました。

 

 また、お子さまの得手・不得手をしっかりと把握し、一番適切なアドバイスをするべきだなとも思いました。

 

 この先、お子さまとの進路相談でお役に立てていただければとても嬉しく思います。