今日のポイント
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小論文のように堅い文章を書く際のコツ!
主張には根拠をセットにせよ!
根拠を書くなら「強い根拠」を選べ!
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最近、
新規のお問い合わせが増えています。


昨日6/29も、
新たに体験授業にお越しいただきました。



大学受験を目指している方です。


お父さんと一緒に来てくださいました。


小論文利用で
大学受験合格を目指していらっしゃいます。




お話を伺った後、
さっそく体験授業を実施しました。



作文と小論文の違いや
小論文に必要な知識について
説明していきます。





【主張と根拠】についてを説明していきました。


小論文のように「堅い文章」を書くには
【主張と根拠】のセットを意識するのが必要です。



例えば、「18歳成人」をテーマにしましょう。

 

18歳成人の制度が今国会で可決されました。

 

2022年から
「18歳」が成人年齢となります。

 




「18歳成人」について賛成・反対を決め、
小論文を書くとします。


「18歳成人に賛成する」という小論文を書くには
「根拠」を書く必要があります。



つまり、
「18歳成人に賛成する」という「主張」をするには、
この「主張」を成り立たせる「根拠」を書く必要があるのです。



「なんとなくそう思う」のは
「根拠」ではありません。


自分以外の人が見ても納得する
「根拠」を書く必要があります。


例えばある人はこう書くかもしれません。


  【18歳成人に賛成する根拠】
  ・選挙権が18歳以上に引き下げられたから

  ・高校卒業をする年齢だから

  ・イギリスなどの主要先進国では
   18歳が成人となっているので、
   世界標準に合わせるべき



これらが「18歳成人に賛成する」という「主張」の
「根拠」にあたります。



この「根拠」ですが、
「強い根拠」も「弱い根拠」もあります。



もう一度見てみましょう。


  【18歳成人に賛成する根拠】
  ・選挙権が18歳以上に引き下げられたから

   →それなりの強さの根拠。
    選挙権を引き下げたらなぜ成人年齢も変えるべきか
    必ずしも不明確である。

  ・高校卒業をする年齢だから

   →弱い根拠。
    高校卒業をする年齢だったら
    どうして成人年齢を合わせるべきか不明。

  ・イギリスなどの主要先進国では
   18歳が成人となっているので、
   世界標準に合わせるべき
   
   →強い根拠。
    でも、「なぜ世界標準に合わせるべきか」の言及が必要。
    「日本も国際社会の一員として関わる際、 
    諸外国と成人年齢が違うことでトラブルが起きるのを防ぐため」
    などの説明が追加であるといい。



いかがでしょうか?

小論文のように堅い文章を書く場合には
「主張を書いたら必ず根拠を書く」
ことが必要なのです。




その上で、
どうせ書くなら「強い根拠」を
書いていくべきなのです。



今回の体験授業では、


 「主張には必ず根拠をセットにする!
  書くなら強い根拠をあげる!」


この2つについて重点的にお伝えしました!






はじめは
「途中で私は抜けますので」
とお父さんがおっしゃっていました。

息子さんの体験授業を
最後まで受ける必要って
ないですよね。    

ところが、

 「この小論文の書き方の話、
  私も勉強になるので
  やっぱり最後までいます!」

と言っていただけたんです。


1時間の体験授業の最後まで、
息子さんとお父さんの2名に
ご受講いただきました。



実際、
お父さんも実は資格試験を
近々受けられるそうです。



論文を書く問題もあるので
私の体験授業が
お役に立てたようです。


お父様ともお話しましたが、

  「会社でも書く力って、
   必要ですよね。
   今回の内容、
   仕事にもつながっていきますね!」


と言っていただけました。


大学受験合格を目指す息子さんも

  「小論文を書くって、
   こういうことなんですね!」

と言っていただけました。




体験授業、おかげさまで好評でした!







実は先日、
ある高校さんから
講座の依頼がありました。

  「ぜひウチの夏期講習で、
   藤本先生に小論文の書き方について
   話をしてほしいんです」

そんな依頼でした。


私、元高校教員です。


塾に来る高校生には
授業をたくさんしてきました。

でも、高校から呼んでもらって
小論文の話をするのは初めてです。



もっというと、
高校教員退職後、
高校から仕事の依頼を頂くのは
初めてのことでした。




なんか、すごく嬉しかったです!



高校教員を辞めた後に高校から
仕事をいただけるのは、
自分のキャリアを肯定してもらったような
気がするからです。






なお、作文教室ゆうの体験授業は
2,000円で実施しています!


  「小論文が試験で出る・・・」

  「文章力をあげて
   キャリアアップしたい・・・」

  「大学・大学院入試の対策をしたい・・・」



そんなお悩みに応えていきます!

お気軽にご連絡ください。

☆作文教室ゆう及び
 藤本研一へのお問い合わせは
 こちらからどうぞ!
https://ameblo.jp/sakubun-yuu/entry-12386282490.html


ではまた!